日常のこととかオリジナル小説のこととか。
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ashita
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地主(土地貸してます)
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漫画やアニメを見るのが好きです。最推しはフーディーニ ♡
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
フリーイラスト素材も増やしていく予定です(*'ᴗ'*)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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X @kigenzen1874
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
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お知らせ。
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また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
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ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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〈資格履歴〉
2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
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→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

純愛偏差値 未来編 一人称版 24話
《ヨルク》
カラルリさんを助けたいナミネの提案で、私は今太陽レストランというところに来ている。それにしても、髪をお団子にして、ウエイトレス姿のナミネ可愛すぎる。今すぐ抱き締めたい。
私とナミネは数日前に……。だからといって、あまりナミネに馴れ馴れしくしたら嫌われてしまうかもしれない。そう思うと、もっと恋人らしくしたいけれど、どこか遠慮してしまう私がいた。
あの日から泊まりの日は、ナミネとは一緒にお風呂に入っているし、ナミネと同じ布団で寝ている。こんな日が来るなんて……。本当にナミネを待ち続けていて良かった。
ナミネもラルクも仕事が早い。
それに比べて接客の慣れない私は、お客さんの言ったメニューを覚えきれずしどろもどろになっていた。
「えっと、包み焼きハンバーグが2つとAドリンクセットが1つ、Bドリンクセットが1つ……」
「ヨルクさん、カルボナーラ1つとカットステーキ1つ、Cドリンクセットが2つですよ」
「あ、ありがとう」
ナミネは、社交的で人と接するのが好きで覚えも早い。そんなナミネは、あるバイトの人のところへ行った。
ナミネ……?
私はナミネのことが心配になり、ナミネに近付いた。
「ナヤレス殿〜!」
「ナミネ、どうしてここにいるの?」
「仲間のカラルリさんの借金を返すために、みんなでバイトしに来ました」
「借金って!?」
「カラルリさんはセナ王女に2つで3500万円のブランドの指輪をローンで買いました。カラルリさんはバイトの日々でセナ王女との仲が悪くなっています」
「そうなんだ……」
いったい誰なのだろう。ナミネは誰にでも馴れ馴れしくするけれど、それとは何だか違う気がする。私は不安になった。
「今日はタリさんは来るのですかな?」
「うん、バイト終わったら来るって」
「私たちカップル日記してるんですけど、ナヤレス殿もしませんか?」
「いや、そんな暇全然ない。てか、ナミネ彼氏いるの?」
「はい、そこにいるヨルクさんと交際しています」
え、どうしたらいいのだろう。どこの誰だか分からないし、何を言ったらいいのかも分からない。私はしばらく黙っていた。
「ナミネ、幸せに暮らしてるんだ」
「はい、学校も楽しいし、仲間も彼氏もいて、休日にはみんなでお出かけしています」
「そっか……。あ、オーダー行ってくる」
ナミネはまた仕事に戻って行った。それにしても、学校帰りの学生がやたら多い。ここ、そんなに人気なのだろうか。それに、男子高生の大半はセレナールさんばかり見てるし。男ってどうしてこうも馬鹿なのだろう。ナミネのほうがずっと可愛いのに。
でも、何だかおかしい。どうして今まで気づかなかったのだろう。ここの制服のスカート短すぎる。だから、みんなセレナールさんを見ていたのか。
「ナヤレス殿〜姫君が来ましたぞ〜!」
「今行く〜!」
「ご注文をどうぞ」
ナミネは、男子高生バイトの彼女だろう人に注文を聞いた。
「ポテトとドリンクバー」
「かしこまりました。ドリンクバーはあちらにございますので、ご自由にどうぞ」
「あんた、強気なナミネに気を取られて仕事サボってんだろ」
「ねえ、落ち武者さん、ここの制服のスカート短くない?」
また、男子中学生がナミネを変な目で見ている。ナミネは私の彼女なのに。
「しゃーないだろ!それがこの店の方針なんだよ!とっとと仕事しろ!」
「私はやだ!ナミネが変な目で見られるなんて!」
「あんた、強気なナミネにしか興味ないのかよ」
落ち武者さんは、ナミネを呼び止めると、ナミネのスカートを下げた。
「顔だけヨルクがスカート短いって妬いてるぞ」
「ここに来て、それがこのお店の方針だと知ったし、私は気にしてません」
「私はいや!ナミネが変な目で見られるなんて!」
「顔だけヨルク、あんたどうしようもないな。女子高生の客があんた呼んでるぜ」
どうしてだろう。水ならセルフサービスなのに、やたら何度も呼びかけられる。行きたくないけど、行かないと。
「あの、お水はセルフサービスとなっております」
横を見ると、セナ王女は何もせず、ただ座っていた。そんな……セナ王女も加わってくれれば少しは返せるだろうに。アルフォンス王子でさえバイトしてるのに。
「あ、委員長、来てくれたんだ」
「うん、ユメから聞いて手伝おうって思った」
「ありがとう〜委員長〜!ナヤレス殿〜私のクラスの委員長です」
ユメさんのことは、確か、あの後、ナミネのクラスの委員長のお兄様がミナクお兄様とユメさん別れさせて、ユメさんはクラフさんと交際しはじめたんだっけ。
「そっか。ナミネは友達多いね」
「あのね、委員長、ナヤレス殿は私の兄なの」
えっ、どうして早く言ってくれなかったの?てか、クラフさんのことは紹介して、どうして私のことは紹介してくれなかったの?今から挨拶するのも気まずいけど、挨拶しないわけにもいかないし。私はナミネのお兄様に近付いた。
「あ、あの、クレナイ家 次男のヨルクと申します。ナミネとは真剣に交際しています」
「そっか。ナミネとは腹違いで、僕はこれまで隣町の桜木町に住んでたけど、ナミネに彼氏いたのはびっくりした」
庶子だったのか。それでも、ナミネのお兄様には変わりない。ナミネはどうして重要なこと言ってくれないのだろう。
「ナヤレス殿は、もう転校済みですかな?」
「うん、この前別のアパートに引っ越して、転校手続きしたよ」
「タリさんとは離れますな」
「毎日メールしてるから」
もし、私とナミネに置き換えたら私は絶対いやだと思った。ナミネと離れるだなんて考えられない。最近だと、ほぼ半同棲状態だし、いっときもナミネと離れたくない。
その時、横でセレナールさんがオーダーを上手く取れていなかった。
「え、えっと、キノコクリームのチキンステーキと……」
「セレナール先輩、Aドリンクセットが1つと、おろしチキンステーキが1つ、Bドリンクセットが1つ、トマトパスタが1つ、Cドリンクセットが1つですよ」
ラルクも覚えが早いな。
「あ、ご、ごめんなさい。すぐに打ち込むわ」
その時、ナヤレスさんが来てセレナールさんのオーダーを打ち込んだ。それにしても、みんなセレナールさんを見てる。
「ありがとう」
「僕はナミネの兄だから困ったことがあったら何でも言って。今日が初日なら大変だよね」
「え、ナミネのお兄さん?あまり似てないのね」
またオーダーが入り店は忙しくなった。私は相変わらずお水だけで呼ばれている。カラルリさんは夜もバイトしているせいか、かなり疲れてそう。
「ねえ、ラルク、セナ王女は座ってるのに、カラルリさんはしんどそうに仕事してるよ」
「仕方ないだろ!はじめての喧嘩みたいだし、カップル日記にはあれだけFメモリイって書いてあったんだから」
「カラルリさんのローン返せるかな」
「正直厳しいけど、カラルリ先輩のみが夜通しバイトというのも可哀想だしな」
夜通しのバイトか。ナミネのためなら頑張るけど、正直、カラルリさんが可哀想すぎる。はじめての喧嘩か。それなりに仲良くしてたわけか。いや、カラルリさんが我慢していた可能性も……。
それにしても、ユメさんもカラン王子もオーダー取るの上手だし、私とセレナールさんだけが苦戦している。
「ナヤレス殿〜ユナナさん来ましたよ〜!」
「ユナナ、先に帰ってって言ったのに」
今度は誰だろう。
「ねえ、ナミネ、あの人誰?」
「ユナナさんはナヤレス殿の妹君です」
「ナミネの血縁者?てか、ナミネ、お兄様がいるならどうして話してくれなかったの!」
「ユナナさんとは血は繋がっていません。ナヤレス殿のことは学校で紹介しようと思っていました」
「うーん、そっか。でも、挨拶はちゃんとしたいから、これからはすぐに言って」
「分かりました。ユナナさん、オーダーどうぞ」
ナミネはしっかり者なのにどこか抜けている。でも、バイトするナミネ可愛すぎる。今日はナノハナ家に泊まってもいいかな。
「カラルリィ〜水持ってきて〜!」
「セナ、やめな。カラルリは夜もバイトしてるんだ。このままだと本当にカラルリ失うよ」
「ねえ、ラルク、セナ王女、お水欲しいんだって」
「仲直りしたいんだろ。逆効果だけどな」
正直、セナ王女みたいな彼女だったら、すぐに別れていると思う。やっぱり私はナミネといるのが1番幸せ。
「カラルリさん、少し休んだほうがいいですよ。私たち、夜の仕事も手伝います!」
えっ、夜もって……。私とナミネの時間奪われるの?けれど、ユメさんとクラフさん以外は手伝う雰囲気だし、私はナミネとの時間が奪われることになり、かなりガッカリした。
「残念だな、顔だけヨルク。一目惚れカラルリのせいで、強気なナミネとのFメモリイ出来なくて」
「落ち武者さん、やめて!私、そんな簡単な気持ちじゃないから!ナミネのことはちゃんと責任取るから!」
「とにかく、次はパチンコ店のバイトだ!行くぞ!」
太陽レストランのバイトを終えた私たちは、ユメさんとクラフさんと別れ、パチンコ店のバイトへ向かった。
パチンコ店では、みんなホールスタッフをすることになった。正直慣れない。さっきの太陽レストランのバイトといい。そもそもバイトの後にバイトだなんて、こんなの普通の学生生活じゃない。
ナミネは玉が詰まったパチンコ台を扇子で直していた。私も同じように扇子を動かしてみたが無理だった。私は普通に台を調整した。
ナミネは伝説最上級武官に合格したんだっけ。ナミネは強い。けれど、私は強さ以外でナミネのことを支えたいと思っている。ナミネと交際してからは将来は特別支援学校で働こうかと思うようにもなった。結婚してからもナミネとの時間を作りたいからだ。
「ねえ、ラルク、セナ王女、パチンコしてるよ」
「放っておけよ!」
「この後もバイトなんだよね」
「そうみたいだな」
最悪だ。何故、私がナミネとの時間を削ってまでバイトをしなければならない。
「あのね、ラルク、ナヤレス殿、ずっとセレナールさんのこと見てたの。私だったらいやだな。彼女いるのに他の女ずっと見てるだなんて」
「仕方ないだろ。スカート短いし、セレナール先輩も微妙な下着着てたしさ」
「ナミネ、私は!」
「顔だけヨルク、ちょっと来い!」
私は突然、落ち武者さんに連れて行かれた。ナミネにちゃんと伝えたかったのに。私はナミネのこしか見てないのに。
「ねえ、何?」
「ナヤレスの野郎、ずっと姉さん見てたんだよね」
「そうみたいだね。男なら普通なんじゃないの?」
「姉さんの下着見てたんだよ。彼女の前でな。それだけじゃない。桜木町で起きてる連続イジワル事件の犯人はナヤレスだ」
本当なのだろうか。証拠でもあるの?そもそも、何故私にだけに話す。私はパチンコ台の清掃をしながら落ち武者さんの話を聞いていた。
「ねえ、証拠でもあるの?」
「この映像見ろ」
落ち武者さんは携帯の映像を再生した。
夕方頃だろうか。誰もいない通り道。制服が違うだろう女子高生の後ろ姿。その瞬間、誰かが女子高生を押し倒した。
え……ナヤレスさん?
女子高生は抵抗するものの、あっという間に下着を脱がされ、イジワルをされていた。ことが終わると女子高生は大量の血を流して倒れていた。
「みんな初らしいぜ」
「そんな……ナミネは、ナミネはこのこと知ってるの?」
「知らないだろうね?でも、あの妹が言うかもね?」
「落ち武者さん、どうにかならないの?ナミネ、もうすぐ誕生日なの。こんなの知ったら、ナミネ、また苦しむ」
ナミネ……。ナヤレスさんはどんな人なの?どうしてこんなことしてるの?
「じゃ、次のバイト行く」
パチンコ店のバイトが終わったら、私たちは次のバイトに向かった。
コンビニの品出し、工場の部品の仕分け、スーパーのレジ打ち。
気がつくと深夜の3時半を越えていた。私はもうクタクタだった。これをこれから毎日するのだろうか。
この日は、次の日も学校があるということで、みんなはキクリ家で泊まった。
……
あとがき。
学校が終わってから、3時半までノンストップでバイト。私なら絶対に無理!てか、実際にしている人いるのだろうか。
みんなでバイト。
ドラマにそんなシーンありましたよね。
アニメでも、主人公が友達と一緒に清掃のバイトしてたり。友達とだと楽しいのかな。
セナ王女とカラルリ……別れないで……。
《ヨルク》
カラルリさんを助けたいナミネの提案で、私は今太陽レストランというところに来ている。それにしても、髪をお団子にして、ウエイトレス姿のナミネ可愛すぎる。今すぐ抱き締めたい。
私とナミネは数日前に……。だからといって、あまりナミネに馴れ馴れしくしたら嫌われてしまうかもしれない。そう思うと、もっと恋人らしくしたいけれど、どこか遠慮してしまう私がいた。
あの日から泊まりの日は、ナミネとは一緒にお風呂に入っているし、ナミネと同じ布団で寝ている。こんな日が来るなんて……。本当にナミネを待ち続けていて良かった。
ナミネもラルクも仕事が早い。
それに比べて接客の慣れない私は、お客さんの言ったメニューを覚えきれずしどろもどろになっていた。
「えっと、包み焼きハンバーグが2つとAドリンクセットが1つ、Bドリンクセットが1つ……」
「ヨルクさん、カルボナーラ1つとカットステーキ1つ、Cドリンクセットが2つですよ」
「あ、ありがとう」
ナミネは、社交的で人と接するのが好きで覚えも早い。そんなナミネは、あるバイトの人のところへ行った。
ナミネ……?
私はナミネのことが心配になり、ナミネに近付いた。
「ナヤレス殿〜!」
「ナミネ、どうしてここにいるの?」
「仲間のカラルリさんの借金を返すために、みんなでバイトしに来ました」
「借金って!?」
「カラルリさんはセナ王女に2つで3500万円のブランドの指輪をローンで買いました。カラルリさんはバイトの日々でセナ王女との仲が悪くなっています」
「そうなんだ……」
いったい誰なのだろう。ナミネは誰にでも馴れ馴れしくするけれど、それとは何だか違う気がする。私は不安になった。
「今日はタリさんは来るのですかな?」
「うん、バイト終わったら来るって」
「私たちカップル日記してるんですけど、ナヤレス殿もしませんか?」
「いや、そんな暇全然ない。てか、ナミネ彼氏いるの?」
「はい、そこにいるヨルクさんと交際しています」
え、どうしたらいいのだろう。どこの誰だか分からないし、何を言ったらいいのかも分からない。私はしばらく黙っていた。
「ナミネ、幸せに暮らしてるんだ」
「はい、学校も楽しいし、仲間も彼氏もいて、休日にはみんなでお出かけしています」
「そっか……。あ、オーダー行ってくる」
ナミネはまた仕事に戻って行った。それにしても、学校帰りの学生がやたら多い。ここ、そんなに人気なのだろうか。それに、男子高生の大半はセレナールさんばかり見てるし。男ってどうしてこうも馬鹿なのだろう。ナミネのほうがずっと可愛いのに。
でも、何だかおかしい。どうして今まで気づかなかったのだろう。ここの制服のスカート短すぎる。だから、みんなセレナールさんを見ていたのか。
「ナヤレス殿〜姫君が来ましたぞ〜!」
「今行く〜!」
「ご注文をどうぞ」
ナミネは、男子高生バイトの彼女だろう人に注文を聞いた。
「ポテトとドリンクバー」
「かしこまりました。ドリンクバーはあちらにございますので、ご自由にどうぞ」
「あんた、強気なナミネに気を取られて仕事サボってんだろ」
「ねえ、落ち武者さん、ここの制服のスカート短くない?」
また、男子中学生がナミネを変な目で見ている。ナミネは私の彼女なのに。
「しゃーないだろ!それがこの店の方針なんだよ!とっとと仕事しろ!」
「私はやだ!ナミネが変な目で見られるなんて!」
「あんた、強気なナミネにしか興味ないのかよ」
落ち武者さんは、ナミネを呼び止めると、ナミネのスカートを下げた。
「顔だけヨルクがスカート短いって妬いてるぞ」
「ここに来て、それがこのお店の方針だと知ったし、私は気にしてません」
「私はいや!ナミネが変な目で見られるなんて!」
「顔だけヨルク、あんたどうしようもないな。女子高生の客があんた呼んでるぜ」
どうしてだろう。水ならセルフサービスなのに、やたら何度も呼びかけられる。行きたくないけど、行かないと。
「あの、お水はセルフサービスとなっております」
横を見ると、セナ王女は何もせず、ただ座っていた。そんな……セナ王女も加わってくれれば少しは返せるだろうに。アルフォンス王子でさえバイトしてるのに。
「あ、委員長、来てくれたんだ」
「うん、ユメから聞いて手伝おうって思った」
「ありがとう〜委員長〜!ナヤレス殿〜私のクラスの委員長です」
ユメさんのことは、確か、あの後、ナミネのクラスの委員長のお兄様がミナクお兄様とユメさん別れさせて、ユメさんはクラフさんと交際しはじめたんだっけ。
「そっか。ナミネは友達多いね」
「あのね、委員長、ナヤレス殿は私の兄なの」
えっ、どうして早く言ってくれなかったの?てか、クラフさんのことは紹介して、どうして私のことは紹介してくれなかったの?今から挨拶するのも気まずいけど、挨拶しないわけにもいかないし。私はナミネのお兄様に近付いた。
「あ、あの、クレナイ家 次男のヨルクと申します。ナミネとは真剣に交際しています」
「そっか。ナミネとは腹違いで、僕はこれまで隣町の桜木町に住んでたけど、ナミネに彼氏いたのはびっくりした」
庶子だったのか。それでも、ナミネのお兄様には変わりない。ナミネはどうして重要なこと言ってくれないのだろう。
「ナヤレス殿は、もう転校済みですかな?」
「うん、この前別のアパートに引っ越して、転校手続きしたよ」
「タリさんとは離れますな」
「毎日メールしてるから」
もし、私とナミネに置き換えたら私は絶対いやだと思った。ナミネと離れるだなんて考えられない。最近だと、ほぼ半同棲状態だし、いっときもナミネと離れたくない。
その時、横でセレナールさんがオーダーを上手く取れていなかった。
「え、えっと、キノコクリームのチキンステーキと……」
「セレナール先輩、Aドリンクセットが1つと、おろしチキンステーキが1つ、Bドリンクセットが1つ、トマトパスタが1つ、Cドリンクセットが1つですよ」
ラルクも覚えが早いな。
「あ、ご、ごめんなさい。すぐに打ち込むわ」
その時、ナヤレスさんが来てセレナールさんのオーダーを打ち込んだ。それにしても、みんなセレナールさんを見てる。
「ありがとう」
「僕はナミネの兄だから困ったことがあったら何でも言って。今日が初日なら大変だよね」
「え、ナミネのお兄さん?あまり似てないのね」
またオーダーが入り店は忙しくなった。私は相変わらずお水だけで呼ばれている。カラルリさんは夜もバイトしているせいか、かなり疲れてそう。
「ねえ、ラルク、セナ王女は座ってるのに、カラルリさんはしんどそうに仕事してるよ」
「仕方ないだろ!はじめての喧嘩みたいだし、カップル日記にはあれだけFメモリイって書いてあったんだから」
「カラルリさんのローン返せるかな」
「正直厳しいけど、カラルリ先輩のみが夜通しバイトというのも可哀想だしな」
夜通しのバイトか。ナミネのためなら頑張るけど、正直、カラルリさんが可哀想すぎる。はじめての喧嘩か。それなりに仲良くしてたわけか。いや、カラルリさんが我慢していた可能性も……。
それにしても、ユメさんもカラン王子もオーダー取るの上手だし、私とセレナールさんだけが苦戦している。
「ナヤレス殿〜ユナナさん来ましたよ〜!」
「ユナナ、先に帰ってって言ったのに」
今度は誰だろう。
「ねえ、ナミネ、あの人誰?」
「ユナナさんはナヤレス殿の妹君です」
「ナミネの血縁者?てか、ナミネ、お兄様がいるならどうして話してくれなかったの!」
「ユナナさんとは血は繋がっていません。ナヤレス殿のことは学校で紹介しようと思っていました」
「うーん、そっか。でも、挨拶はちゃんとしたいから、これからはすぐに言って」
「分かりました。ユナナさん、オーダーどうぞ」
ナミネはしっかり者なのにどこか抜けている。でも、バイトするナミネ可愛すぎる。今日はナノハナ家に泊まってもいいかな。
「カラルリィ〜水持ってきて〜!」
「セナ、やめな。カラルリは夜もバイトしてるんだ。このままだと本当にカラルリ失うよ」
「ねえ、ラルク、セナ王女、お水欲しいんだって」
「仲直りしたいんだろ。逆効果だけどな」
正直、セナ王女みたいな彼女だったら、すぐに別れていると思う。やっぱり私はナミネといるのが1番幸せ。
「カラルリさん、少し休んだほうがいいですよ。私たち、夜の仕事も手伝います!」
えっ、夜もって……。私とナミネの時間奪われるの?けれど、ユメさんとクラフさん以外は手伝う雰囲気だし、私はナミネとの時間が奪われることになり、かなりガッカリした。
「残念だな、顔だけヨルク。一目惚れカラルリのせいで、強気なナミネとのFメモリイ出来なくて」
「落ち武者さん、やめて!私、そんな簡単な気持ちじゃないから!ナミネのことはちゃんと責任取るから!」
「とにかく、次はパチンコ店のバイトだ!行くぞ!」
太陽レストランのバイトを終えた私たちは、ユメさんとクラフさんと別れ、パチンコ店のバイトへ向かった。
パチンコ店では、みんなホールスタッフをすることになった。正直慣れない。さっきの太陽レストランのバイトといい。そもそもバイトの後にバイトだなんて、こんなの普通の学生生活じゃない。
ナミネは玉が詰まったパチンコ台を扇子で直していた。私も同じように扇子を動かしてみたが無理だった。私は普通に台を調整した。
ナミネは伝説最上級武官に合格したんだっけ。ナミネは強い。けれど、私は強さ以外でナミネのことを支えたいと思っている。ナミネと交際してからは将来は特別支援学校で働こうかと思うようにもなった。結婚してからもナミネとの時間を作りたいからだ。
「ねえ、ラルク、セナ王女、パチンコしてるよ」
「放っておけよ!」
「この後もバイトなんだよね」
「そうみたいだな」
最悪だ。何故、私がナミネとの時間を削ってまでバイトをしなければならない。
「あのね、ラルク、ナヤレス殿、ずっとセレナールさんのこと見てたの。私だったらいやだな。彼女いるのに他の女ずっと見てるだなんて」
「仕方ないだろ。スカート短いし、セレナール先輩も微妙な下着着てたしさ」
「ナミネ、私は!」
「顔だけヨルク、ちょっと来い!」
私は突然、落ち武者さんに連れて行かれた。ナミネにちゃんと伝えたかったのに。私はナミネのこしか見てないのに。
「ねえ、何?」
「ナヤレスの野郎、ずっと姉さん見てたんだよね」
「そうみたいだね。男なら普通なんじゃないの?」
「姉さんの下着見てたんだよ。彼女の前でな。それだけじゃない。桜木町で起きてる連続イジワル事件の犯人はナヤレスだ」
本当なのだろうか。証拠でもあるの?そもそも、何故私にだけに話す。私はパチンコ台の清掃をしながら落ち武者さんの話を聞いていた。
「ねえ、証拠でもあるの?」
「この映像見ろ」
落ち武者さんは携帯の映像を再生した。
夕方頃だろうか。誰もいない通り道。制服が違うだろう女子高生の後ろ姿。その瞬間、誰かが女子高生を押し倒した。
え……ナヤレスさん?
女子高生は抵抗するものの、あっという間に下着を脱がされ、イジワルをされていた。ことが終わると女子高生は大量の血を流して倒れていた。
「みんな初らしいぜ」
「そんな……ナミネは、ナミネはこのこと知ってるの?」
「知らないだろうね?でも、あの妹が言うかもね?」
「落ち武者さん、どうにかならないの?ナミネ、もうすぐ誕生日なの。こんなの知ったら、ナミネ、また苦しむ」
ナミネ……。ナヤレスさんはどんな人なの?どうしてこんなことしてるの?
「じゃ、次のバイト行く」
パチンコ店のバイトが終わったら、私たちは次のバイトに向かった。
コンビニの品出し、工場の部品の仕分け、スーパーのレジ打ち。
気がつくと深夜の3時半を越えていた。私はもうクタクタだった。これをこれから毎日するのだろうか。
この日は、次の日も学校があるということで、みんなはキクリ家で泊まった。
……
あとがき。
学校が終わってから、3時半までノンストップでバイト。私なら絶対に無理!てか、実際にしている人いるのだろうか。
みんなでバイト。
ドラマにそんなシーンありましたよね。
アニメでも、主人公が友達と一緒に清掃のバイトしてたり。友達とだと楽しいのかな。
セナ王女とカラルリ……別れないで……。
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