日常のこととかオリジナル小説のこととか。
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ashita
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女性
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地主(土地貸してます)
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漫画やアニメを見るのが好きです。最推しはフーディーニ ♡
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
フリーイラスト素材も増やしていく予定です(*'ᴗ'*)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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X @kigenzen1874
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
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お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
フリーイラスト素材も増やしていく予定です(*'ᴗ'*)
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模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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〈資格履歴〉
2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

純愛偏差値 未来編 一人称版 26話
《ヨルク》
月城総合病院の後、私たちはセナ王女の別荘に来た。
カラルリさんは、妊娠したセナ王女を置いて携帯ショップに行ってしまった。正直、2人には同情さえ出来ない。散々私のことを馬鹿にしておいて、この有様か。けれど、ナミネの言うようにフェアリーチューブは境界線が難しい。ミュージシャンとはいえ、水着姿ならナミネだったら良くは思わないだろう。カラルリさんのぼったくり写真会に行くなどは流石に理解が出来ない。
私もナミネに推しがいたらかなり辛いと思う。
セナ王女は、カラルリさんのラブリーフェアリー閲覧で携帯を割ったわけだが、それを思うと、ナミネは理解してくれていたのに私がナミネに怒ったから、あの時あのようなことになってしまったかと思うと自分を恥じた。
カナエさんはカラルリさんを説得し切れるのだろうか。携帯はデータ移行はちゃんと出来るとは思うが、カラルリさんは新しい携帯を購入するなり、カップル日記を退会するだろう。
「ねえ、ラルク、ヨルクさんね、キュートチャットで女子高生と変な会話してるの。それも25万円も課金してるんだよ」
え、私そんなサイト見てないしチャットもしてない。25万円て何?
「もう末期だな」
「ナミネ、まだタレリルから攻撃受けているのか?」
「うん、そうなの。毎日何通も来るの。ヨルクさんの同級生からは別れろってメール来るしさ。正直しんどいよ」
タレリルって誰なんだ?ここでナミネを刺激したら、また破談言い渡されるし、どう切り出したらいいのか分からない。とりあえず携帯を開こう。
本当にキュートチャットの履歴がある。
『水着かな』
『うーん』
『10万円でどう?』
『分かったわ』
(以下略)
気持ち悪い、何これ。
「あんた、乗っ取られてんだよ、メギツネの弟にな」
「えっ、副委員長の弟さんが?」
「このままだと、勝手にどんどん課金されて、一目惚れカラルリみたいに借金になるだろうな。とにかく、あんたは何もすんな!僕が適当に反撃しとく!」
そんな……。25万円は痛いけど、一旦払って携帯ショップに問い合わせてストップしてもらおう。
「とりあえず、メギツネの弟に200万円課金させた。あんたの携帯にもアクセス出来ないようにした」
「あ、ありがとう」
「ねえ、ラルク、タレリルから、《金返せ泥棒!借金になっただろうが!今すぐ警察に届ける》って来たよ」
「ナミネ、携帯貸せ!」
ナミネはラルクに携帯を貸した。こんなことになるのなら、副委員長を泊めなければ良かった。私の迂闊な行動でナミネに火の粉が散ることになるだなんて。
「これで大丈夫だ。ヨルクお兄様はすぐ相談に乗るとか言って欲満たすために女連れ込むから、また似たようなことは起きると思う。ハッキリ言って別れたほうが身のためだし、今回はこの程度で済んだけど、場合によってはヨルクお兄様のしたことでナミネが逮捕されることも出てくると思う。もうヨルクお兄様は信用出来ない」
欲満たすためとか、どうしてそんな言い方するの?私は本当に副委員長が困ってると信じての行動だったのに。ラルクの言い方、正直腹が立つ。でも、私の行動で大切なナミネが脅迫されて、私は助けられなくて今の私は彼氏失格だろう。
もう二度と誰も助けない。ナミネのためにも、二度と迂闊な行動はしない。
「ねえ、ラルク、タレリルから、アドレスの貼られたメールいっぱい来るよ」
「絶対アクセスするな!ヨルクお兄様って面倒臭いな。どこまでナミネに迷惑かけりゃあ気が済むんだ。ナミネはクラスメイトと上手くやり取りしてるのに、ヨルクお兄様はクラスメイトともまともに関われないのか。情けないな」
腹が立つけど、ここまでされるとは思っていなかった。どうして、いつもいつも良かれと思ってしたことが、ナミネとの関係に亀裂が入ってしまうのだろう。
誰かの相談に乗ることが既に亀裂の原因なのだろうか。もうクラスメイトにはメール1つ返したくない。
「強気なナミネ、携帯貸せ!」
ナミネは落ち武者さんに携帯を渡した。
「これでもう何も来ない」
「ありがとうございます」
え、落ち武者さんは何をしたのだろう。ナミネにしても落ち武者さんにしても、機械は強いから羨ましい。
「顔だけヨルク、あんたもう誰の相談にも乗るな!女からのメール1つ返すな!そのうち強気なナミネ失うぞ!」
「もう何もしない!ナミネを困らせない!」
落ち武者さんは副委員長にも携帯から支払う課金を1000万円したのか、私のところへメールが来た。
『ヨルク、助けて。弟がしたことは謝るわ。でも、生活保護なのに1200万円も支払えない。これ以上イジメないで』
何?イジメてるの副委員長でしょ。明らか加害者なのに被害者ヅラして腹立つ。私は返信をしなかった。が、その後も副委員長からメールはき続けた。
ちなみに、私の同級生からナミネへの嫌がらせメールは落ち武者さんが食い止めたようだ。今回のことで充分に反省した。もう女子とは関わらない。ナミネと無理矢理別れさせて私と交際しようとするだなんて本当気持ち悪い。
「ナミネ、スーパーでパン買ったらシールもらえて、15枚貯めるとクマさんのマグカップもらえるみたい。お揃いで持とうね」
「パンばかり買わせる悪徳商法ですな」
「ナミネ、そういう言い方良くないよ。いらないなら交換しないから」
「あのさ、話すなとは言わないけど、セナの大変な時に、よく自分らだけで楽しめるよね。人の心がないのか?」
アルフォンス王子の人を見下す言い方、正直気に触る。
「あの、お言葉ですが……」
「平凡アルフォンス、甘えセナの自業自得だろうが!それを責任転嫁かよ!あんた、この画像、男尽くしカナエに見せ付けるぞ!」
「悪かった。もう何も言わない。好きに過ごしていいからカナエとの仲を引き裂く真似はやめて欲しい」
「は?引き裂く?これあんたの意思だろうが!何責任転嫁してんだよ!3分以内に土下座しないとばら撒く!」
「すまなかった。許して欲しい」
アルフォンス王子は土下座をした。アルフォンス王子に土下座させるなんて、落ち武者さんて気が強い。やっぱりセリルさんの弟なだけあって、隙がないな。
けれど、アルフォンス王子がカナエさんに知られたくないことって何なのだろう。
「ああ、あの画像ですか。私もアルフォンス王子が騒いだらカナエさんに見せよっと」
ナミネはすぐに人の弱みを握って身動き出来なくさせる。これもミドリさんのことが原因なのだろうか。アルフォンス王子は何も言わなかった。
「ナミネ、何の画像?」
ナミネは私に画像を見せた。
え……何これ……私は信じられないものを見てしまった。
「ねえ、みんなとしばらく会ってなかったけど、セナさん、カラルリと何があったの?」
「ユメさん、カラルリが変な推し作ってずっとコメントしてたり、如何わしいサイト見てたり、私が妊娠したら中絶しろって言って、私の身体より携帯買い換えること優先して携帯ショップに行ったの」
え、何その言い方。まるで100:0みたいな言い方じゃない。何か気に食わない。
「チューリップ妖精?聞いたことないわね。うーん、フェアリーチューブまでは仕方ないとして、写真会は裏切りみたいでいやだわ中絶しろだなんて酷すぎるわ!カラルリ、あんなにセナさんラブだったのに、責任逃れしようとするなんて信じられない!」
ユメさんはセナ王女の言い分をすっかり信じ込んでしまっている。指輪のことは言わないのだろうか。ユメさんもカップル日記してるのなら見てないのだろうか。
「は?甘えセナ、あんた何言ってんだ。あんたが、宝石ショップで一目惚れカラルリに3500万円の指輪を10年ローンで無理矢理買わせて、一目惚れカラルリは学校から帰ったら朝までバイトし続け出たんだろうが!一目惚れカラルリ助けるために、みんなで夜中バイトしてたよな!それに、一目惚れカラルリがチューリップ妖精にハマってたら、あんた一目惚れカラルリ殴り付けて、ラブリーフェアリー見てるって知ったら一目惚れカラルリの携帯真っ二つに割っただろ!そんな時に妊娠とか聞かされても遅せーんだよ!」
「ですな〜!カラルリさん、セナ王女のこと、鬼女とか言ってましたもんね。あそこまでくると仲直りは困難ですな」
「えっ、セナさんの指輪ってカラルリがローンで買ったの?それにしても携帯割るのは流石に不味いわ。妊娠したならカラルリに責任取ってもらわやいといけないのに、そのカラルリ怒らせたら不利になるわよ」
ユメさんは、アルフォンス王子、そしてミナクお兄様と別れてから、かなり落ち着いた気がする。
「でも、チューリップ妖精もラブリーフェアリーも、あんなの浮気じゃない!やっていいことと悪いことがあるわ!」
「うーん、そうだけど……」
「ユメさんだったらどうなの?クラフが見てたら許すの?」
「私とクラフは前世だけど幼なじみだったから。ちなみに高校3年生のクラフは見てたわ」
「ユメ!」
やっぱりユメさんて、整った環境だと寛大なんだな。それに比較してセナ王女のワガママさと来たら……。カラルリさんが、あれだけ怒るのも無理ないな。
その時、カナエさんが戻って来た。
「カナエ!どうだった?カラルリは?」
「お兄様は今日はここには来ません。ですが、セナさんの責任を取るとカナエに約束してくれました。ただ、チューリップ妖精のテンネさんの応援だけはさせて欲しいそうです」
「分かったわ!カラルリが別れないでいてくれるなら我慢する!カラルリにはいつ会えるの?」
「お兄様とはすぐに会えます。セナさん、妊娠期間はカナエが身体にいい料理を作ります」
「ありがとう、カナエ」
本当なのだろうか。あれだけ怒っていたカラルリさんが本当にセナ王女の責任を取るのだろうか。とてもじゃないけど信じられない。その時、セレナールさんは、わざとらしく笑っていた。
「カラルリが責任取るなんて嘘に決まってるじゃない」
「セレナール!どういうことですか!」
「いつものその場しのぎよ!兄も兄なら妹も妹ね」
「セレナール、お兄様の悪口はやめるのです!」
セレナールさんはカナエさんのカバンをあさりはじめた。いったい何をしているのだろう。
「カナエの飲んでるピルってこれかしら?アルフォンス王子はカナエの責任を取らないつもりね。本当笑えるわ」
「やめるのです!セレナール!これは、一時的に婦人科から処方されたものです!」
「ドラッグストアのシール貼ってあるわよ。カナエって馬鹿ね!ピル飲ませるってことは妊娠しても責任取らない証拠よ!でも、ピルってあまり良くないらしいわよ。飲んでると不正出血起きるらしいし、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが高まるらしいわ。アルフォンス王子はカナエを早死させようとしてるのよ」
その瞬間、カナエさんはセレナールさんを突き飛ばした。
「アルフォンス王子様はそのような人ではありません!セレナールは悪魔です!」
結界に閉じ込められたとか言っていたけれど、どうして、現世でも2人はこんなに仲が悪いのだろう。それに、アルフォンス王子がカナエさんにピルを飲ませているだなんて本当だろうか。
メンバーで過ごすのはナミネも喜んでいるし、私もそんなナミネを見守りたいけど、みんなの裏側が明るみになろうとしている気がして仕方なかった。
……
あとがき。
文字数のため、一旦区切ります。
果たしてカラルリは本当にセナの責任を取るのだろうか?
携帯割られて、今から結婚の約束なんて出来るのだろうか?
それにしても、ユメさんが幸せになって良かった。
走り書きでは、もっと先にクラフと出会うのだけど、今回はナミネのクラスの委員長がクラフということで、早めに登場させちゃった。
もうすぐ文化祭。
もうすぐナミネの誕生日。
平和でありますように。
《ヨルク》
月城総合病院の後、私たちはセナ王女の別荘に来た。
カラルリさんは、妊娠したセナ王女を置いて携帯ショップに行ってしまった。正直、2人には同情さえ出来ない。散々私のことを馬鹿にしておいて、この有様か。けれど、ナミネの言うようにフェアリーチューブは境界線が難しい。ミュージシャンとはいえ、水着姿ならナミネだったら良くは思わないだろう。カラルリさんのぼったくり写真会に行くなどは流石に理解が出来ない。
私もナミネに推しがいたらかなり辛いと思う。
セナ王女は、カラルリさんのラブリーフェアリー閲覧で携帯を割ったわけだが、それを思うと、ナミネは理解してくれていたのに私がナミネに怒ったから、あの時あのようなことになってしまったかと思うと自分を恥じた。
カナエさんはカラルリさんを説得し切れるのだろうか。携帯はデータ移行はちゃんと出来るとは思うが、カラルリさんは新しい携帯を購入するなり、カップル日記を退会するだろう。
「ねえ、ラルク、ヨルクさんね、キュートチャットで女子高生と変な会話してるの。それも25万円も課金してるんだよ」
え、私そんなサイト見てないしチャットもしてない。25万円て何?
「もう末期だな」
「ナミネ、まだタレリルから攻撃受けているのか?」
「うん、そうなの。毎日何通も来るの。ヨルクさんの同級生からは別れろってメール来るしさ。正直しんどいよ」
タレリルって誰なんだ?ここでナミネを刺激したら、また破談言い渡されるし、どう切り出したらいいのか分からない。とりあえず携帯を開こう。
本当にキュートチャットの履歴がある。
『水着かな』
『うーん』
『10万円でどう?』
『分かったわ』
(以下略)
気持ち悪い、何これ。
「あんた、乗っ取られてんだよ、メギツネの弟にな」
「えっ、副委員長の弟さんが?」
「このままだと、勝手にどんどん課金されて、一目惚れカラルリみたいに借金になるだろうな。とにかく、あんたは何もすんな!僕が適当に反撃しとく!」
そんな……。25万円は痛いけど、一旦払って携帯ショップに問い合わせてストップしてもらおう。
「とりあえず、メギツネの弟に200万円課金させた。あんたの携帯にもアクセス出来ないようにした」
「あ、ありがとう」
「ねえ、ラルク、タレリルから、《金返せ泥棒!借金になっただろうが!今すぐ警察に届ける》って来たよ」
「ナミネ、携帯貸せ!」
ナミネはラルクに携帯を貸した。こんなことになるのなら、副委員長を泊めなければ良かった。私の迂闊な行動でナミネに火の粉が散ることになるだなんて。
「これで大丈夫だ。ヨルクお兄様はすぐ相談に乗るとか言って欲満たすために女連れ込むから、また似たようなことは起きると思う。ハッキリ言って別れたほうが身のためだし、今回はこの程度で済んだけど、場合によってはヨルクお兄様のしたことでナミネが逮捕されることも出てくると思う。もうヨルクお兄様は信用出来ない」
欲満たすためとか、どうしてそんな言い方するの?私は本当に副委員長が困ってると信じての行動だったのに。ラルクの言い方、正直腹が立つ。でも、私の行動で大切なナミネが脅迫されて、私は助けられなくて今の私は彼氏失格だろう。
もう二度と誰も助けない。ナミネのためにも、二度と迂闊な行動はしない。
「ねえ、ラルク、タレリルから、アドレスの貼られたメールいっぱい来るよ」
「絶対アクセスするな!ヨルクお兄様って面倒臭いな。どこまでナミネに迷惑かけりゃあ気が済むんだ。ナミネはクラスメイトと上手くやり取りしてるのに、ヨルクお兄様はクラスメイトともまともに関われないのか。情けないな」
腹が立つけど、ここまでされるとは思っていなかった。どうして、いつもいつも良かれと思ってしたことが、ナミネとの関係に亀裂が入ってしまうのだろう。
誰かの相談に乗ることが既に亀裂の原因なのだろうか。もうクラスメイトにはメール1つ返したくない。
「強気なナミネ、携帯貸せ!」
ナミネは落ち武者さんに携帯を渡した。
「これでもう何も来ない」
「ありがとうございます」
え、落ち武者さんは何をしたのだろう。ナミネにしても落ち武者さんにしても、機械は強いから羨ましい。
「顔だけヨルク、あんたもう誰の相談にも乗るな!女からのメール1つ返すな!そのうち強気なナミネ失うぞ!」
「もう何もしない!ナミネを困らせない!」
落ち武者さんは副委員長にも携帯から支払う課金を1000万円したのか、私のところへメールが来た。
『ヨルク、助けて。弟がしたことは謝るわ。でも、生活保護なのに1200万円も支払えない。これ以上イジメないで』
何?イジメてるの副委員長でしょ。明らか加害者なのに被害者ヅラして腹立つ。私は返信をしなかった。が、その後も副委員長からメールはき続けた。
ちなみに、私の同級生からナミネへの嫌がらせメールは落ち武者さんが食い止めたようだ。今回のことで充分に反省した。もう女子とは関わらない。ナミネと無理矢理別れさせて私と交際しようとするだなんて本当気持ち悪い。
「ナミネ、スーパーでパン買ったらシールもらえて、15枚貯めるとクマさんのマグカップもらえるみたい。お揃いで持とうね」
「パンばかり買わせる悪徳商法ですな」
「ナミネ、そういう言い方良くないよ。いらないなら交換しないから」
「あのさ、話すなとは言わないけど、セナの大変な時に、よく自分らだけで楽しめるよね。人の心がないのか?」
アルフォンス王子の人を見下す言い方、正直気に触る。
「あの、お言葉ですが……」
「平凡アルフォンス、甘えセナの自業自得だろうが!それを責任転嫁かよ!あんた、この画像、男尽くしカナエに見せ付けるぞ!」
「悪かった。もう何も言わない。好きに過ごしていいからカナエとの仲を引き裂く真似はやめて欲しい」
「は?引き裂く?これあんたの意思だろうが!何責任転嫁してんだよ!3分以内に土下座しないとばら撒く!」
「すまなかった。許して欲しい」
アルフォンス王子は土下座をした。アルフォンス王子に土下座させるなんて、落ち武者さんて気が強い。やっぱりセリルさんの弟なだけあって、隙がないな。
けれど、アルフォンス王子がカナエさんに知られたくないことって何なのだろう。
「ああ、あの画像ですか。私もアルフォンス王子が騒いだらカナエさんに見せよっと」
ナミネはすぐに人の弱みを握って身動き出来なくさせる。これもミドリさんのことが原因なのだろうか。アルフォンス王子は何も言わなかった。
「ナミネ、何の画像?」
ナミネは私に画像を見せた。
え……何これ……私は信じられないものを見てしまった。
「ねえ、みんなとしばらく会ってなかったけど、セナさん、カラルリと何があったの?」
「ユメさん、カラルリが変な推し作ってずっとコメントしてたり、如何わしいサイト見てたり、私が妊娠したら中絶しろって言って、私の身体より携帯買い換えること優先して携帯ショップに行ったの」
え、何その言い方。まるで100:0みたいな言い方じゃない。何か気に食わない。
「チューリップ妖精?聞いたことないわね。うーん、フェアリーチューブまでは仕方ないとして、写真会は裏切りみたいでいやだわ中絶しろだなんて酷すぎるわ!カラルリ、あんなにセナさんラブだったのに、責任逃れしようとするなんて信じられない!」
ユメさんはセナ王女の言い分をすっかり信じ込んでしまっている。指輪のことは言わないのだろうか。ユメさんもカップル日記してるのなら見てないのだろうか。
「は?甘えセナ、あんた何言ってんだ。あんたが、宝石ショップで一目惚れカラルリに3500万円の指輪を10年ローンで無理矢理買わせて、一目惚れカラルリは学校から帰ったら朝までバイトし続け出たんだろうが!一目惚れカラルリ助けるために、みんなで夜中バイトしてたよな!それに、一目惚れカラルリがチューリップ妖精にハマってたら、あんた一目惚れカラルリ殴り付けて、ラブリーフェアリー見てるって知ったら一目惚れカラルリの携帯真っ二つに割っただろ!そんな時に妊娠とか聞かされても遅せーんだよ!」
「ですな〜!カラルリさん、セナ王女のこと、鬼女とか言ってましたもんね。あそこまでくると仲直りは困難ですな」
「えっ、セナさんの指輪ってカラルリがローンで買ったの?それにしても携帯割るのは流石に不味いわ。妊娠したならカラルリに責任取ってもらわやいといけないのに、そのカラルリ怒らせたら不利になるわよ」
ユメさんは、アルフォンス王子、そしてミナクお兄様と別れてから、かなり落ち着いた気がする。
「でも、チューリップ妖精もラブリーフェアリーも、あんなの浮気じゃない!やっていいことと悪いことがあるわ!」
「うーん、そうだけど……」
「ユメさんだったらどうなの?クラフが見てたら許すの?」
「私とクラフは前世だけど幼なじみだったから。ちなみに高校3年生のクラフは見てたわ」
「ユメ!」
やっぱりユメさんて、整った環境だと寛大なんだな。それに比較してセナ王女のワガママさと来たら……。カラルリさんが、あれだけ怒るのも無理ないな。
その時、カナエさんが戻って来た。
「カナエ!どうだった?カラルリは?」
「お兄様は今日はここには来ません。ですが、セナさんの責任を取るとカナエに約束してくれました。ただ、チューリップ妖精のテンネさんの応援だけはさせて欲しいそうです」
「分かったわ!カラルリが別れないでいてくれるなら我慢する!カラルリにはいつ会えるの?」
「お兄様とはすぐに会えます。セナさん、妊娠期間はカナエが身体にいい料理を作ります」
「ありがとう、カナエ」
本当なのだろうか。あれだけ怒っていたカラルリさんが本当にセナ王女の責任を取るのだろうか。とてもじゃないけど信じられない。その時、セレナールさんは、わざとらしく笑っていた。
「カラルリが責任取るなんて嘘に決まってるじゃない」
「セレナール!どういうことですか!」
「いつものその場しのぎよ!兄も兄なら妹も妹ね」
「セレナール、お兄様の悪口はやめるのです!」
セレナールさんはカナエさんのカバンをあさりはじめた。いったい何をしているのだろう。
「カナエの飲んでるピルってこれかしら?アルフォンス王子はカナエの責任を取らないつもりね。本当笑えるわ」
「やめるのです!セレナール!これは、一時的に婦人科から処方されたものです!」
「ドラッグストアのシール貼ってあるわよ。カナエって馬鹿ね!ピル飲ませるってことは妊娠しても責任取らない証拠よ!でも、ピルってあまり良くないらしいわよ。飲んでると不正出血起きるらしいし、血栓症、心筋梗塞、脳卒中になるリスクが高まるらしいわ。アルフォンス王子はカナエを早死させようとしてるのよ」
その瞬間、カナエさんはセレナールさんを突き飛ばした。
「アルフォンス王子様はそのような人ではありません!セレナールは悪魔です!」
結界に閉じ込められたとか言っていたけれど、どうして、現世でも2人はこんなに仲が悪いのだろう。それに、アルフォンス王子がカナエさんにピルを飲ませているだなんて本当だろうか。
メンバーで過ごすのはナミネも喜んでいるし、私もそんなナミネを見守りたいけど、みんなの裏側が明るみになろうとしている気がして仕方なかった。
……
あとがき。
文字数のため、一旦区切ります。
果たしてカラルリは本当にセナの責任を取るのだろうか?
携帯割られて、今から結婚の約束なんて出来るのだろうか?
それにしても、ユメさんが幸せになって良かった。
走り書きでは、もっと先にクラフと出会うのだけど、今回はナミネのクラスの委員長がクラフということで、早めに登場させちゃった。
もうすぐ文化祭。
もうすぐナミネの誕生日。
平和でありますように。
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