日常のこととかオリジナル小説のこととか。
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ashita
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地主(土地貸してます)
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漫画やアニメを見るのが好きです。最推しはフーディーニ ♡
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にてフリーイラスト素材について考えるブログはじめました✩.*˚
不定期に更新していく予定です。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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X @kigenzen1874
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
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お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にてフリーイラスト素材について考えるブログはじめました✩.*˚
不定期に更新していく予定です。
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ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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〈資格履歴〉
2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
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→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

『セピアな日記』
ハート型の四葉のクローバーを見つけ
私はあなたの着物の帯の中に差し込んだ
なのに その時 微笑んでいたあなたの顔は
暗くて 真っ暗で 何も見えなくなっていた
時間の歪みで あなたに触れる事さえ出来ない
今ここに 同じこの時に あなたはいるのに
私を慈しんでくれていた 時代と重ならない
悲しくて 苦しくて 私はただただ混乱していた
イタズラしたのは神様じゃない そんなこと
そんなこと 分かっていたよ
筆跡は同じなのに 書かれている内容は全く違う
それでも 真新しい日記を 離せずにいた
夜空 見上げれば ほんの僅かな星が
私を見下すように 悲しく笑っていた
読みかけの本を 開いてみたら あの時の
ハート型の四葉のクローバーが 栞として
挟んであったよ けれどそれはもう色褪せていた
薄ら微笑む あなたは 今は着物を着ていない
イタズラしたのは神様なんだよ そうやって
そうやって 私は私の心を守った
筆跡は同じだった あなたは覚えていたんだね
それなのに 新しい日記は目の前で古びれてゆく
夜空 見上げれば 満天の星たちが
私とあなたを 包み込むように 輝いていた
あまりにも遠い昔に 出会っていたのかな
もう 夢と現実の区別がつかないよ
あなたの手に私の手を重ね 綴ってみた
2人の過去 そして2人の今 2人の未来
夜空 見上げれば 電灯に邪魔された星たちが
私とあなたの今の居場所を 教えてくれた
……
あとがき。
全く同じなど存在するわけが無い。分かってはいれども、ナミネの心の中はモヤついていた。前世にとらわれて、現世を見失う。けれど、最後は今ある時代を生きるとナミネは決めたのである。
ハート型の四葉のクローバーを見つけ
私はあなたの着物の帯の中に差し込んだ
なのに その時 微笑んでいたあなたの顔は
暗くて 真っ暗で 何も見えなくなっていた
時間の歪みで あなたに触れる事さえ出来ない
今ここに 同じこの時に あなたはいるのに
私を慈しんでくれていた 時代と重ならない
悲しくて 苦しくて 私はただただ混乱していた
イタズラしたのは神様じゃない そんなこと
そんなこと 分かっていたよ
筆跡は同じなのに 書かれている内容は全く違う
それでも 真新しい日記を 離せずにいた
夜空 見上げれば ほんの僅かな星が
私を見下すように 悲しく笑っていた
読みかけの本を 開いてみたら あの時の
ハート型の四葉のクローバーが 栞として
挟んであったよ けれどそれはもう色褪せていた
薄ら微笑む あなたは 今は着物を着ていない
イタズラしたのは神様なんだよ そうやって
そうやって 私は私の心を守った
筆跡は同じだった あなたは覚えていたんだね
それなのに 新しい日記は目の前で古びれてゆく
夜空 見上げれば 満天の星たちが
私とあなたを 包み込むように 輝いていた
あまりにも遠い昔に 出会っていたのかな
もう 夢と現実の区別がつかないよ
あなたの手に私の手を重ね 綴ってみた
2人の過去 そして2人の今 2人の未来
夜空 見上げれば 電灯に邪魔された星たちが
私とあなたの今の居場所を 教えてくれた
……
あとがき。
全く同じなど存在するわけが無い。分かってはいれども、ナミネの心の中はモヤついていた。前世にとらわれて、現世を見失う。けれど、最後は今ある時代を生きるとナミネは決めたのである。
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『1000年前の未来』
前世など馬鹿げている そう言ったあなたは
今 私よりも遠い遠い過去を 追いかけている
はじまりは どこからだったの? そんなこと
分からないけれど 私たちは確かにここにいる
夕陽に照らされた 逆光で あなたの姿は
消えてゆく 焦って私は あなたを探し続けた
何処にいるの? 何をしてるの? 誰といるの?
何度 空に問いかけても 返事はなかった
眠れない夜は いつだって考えている
とても古く セピアと化された あなたを
いつか巡り会える そんなドラマみたいなことを
願っていたんだよ ずっと ずっと 果てしなく
こんなにも胸を焦がして 苦しんだのは
私だけ? ねえ 答えてよ 答えてよ……!
今という時間 私は自然体でいれているのかな?
幸せなのに いつも いつだって 何かを探してる
満ち足りているはずなのに 足りないの
こころのパズルピースは 常に欠けていたんだ
ふいに眠ってしまう 昼間に浮かんでくる
とても古く セピアと化された あなたを
こんなにも近くにいるのに あなたじゃない
100年後も 1000年後も 記憶は残っている
欠けているのは あなたというパズルピース
当てはめる条件を どうか教えて欲しい……!
夢ではなく 現実で あなたはいない
諦めよう 諦めきれない こんなにも好きだから
夕陽の逆光で 見失った あなたの姿が
少しずつ 私の目に映ってゆく これは奇跡なの
欠けていてもいい 当てはまらなくてもいいよ
ずっとずっと あなたの手を握りしめている
……
あとがき。
本当はヨルクも覚えていたのに、森の湖に行く途中、何度か前世を疑う発言を繰り返していた。ナミネは今現在、愛おしいヨルクと交際しているのに、現世と前世が心の中でシンクロし、混乱してしまう。
本当のヨルクはどこにいるの?
探し続けるけど答えは見つからない。けれど、それでも構わない。ヨルクさえ傍にいれば答えなどどうだっていい。ナミネはそう位置付けをし、ヨルクと一緒に歩むことを選んでゆく。
前世など馬鹿げている そう言ったあなたは
今 私よりも遠い遠い過去を 追いかけている
はじまりは どこからだったの? そんなこと
分からないけれど 私たちは確かにここにいる
夕陽に照らされた 逆光で あなたの姿は
消えてゆく 焦って私は あなたを探し続けた
何処にいるの? 何をしてるの? 誰といるの?
何度 空に問いかけても 返事はなかった
眠れない夜は いつだって考えている
とても古く セピアと化された あなたを
いつか巡り会える そんなドラマみたいなことを
願っていたんだよ ずっと ずっと 果てしなく
こんなにも胸を焦がして 苦しんだのは
私だけ? ねえ 答えてよ 答えてよ……!
今という時間 私は自然体でいれているのかな?
幸せなのに いつも いつだって 何かを探してる
満ち足りているはずなのに 足りないの
こころのパズルピースは 常に欠けていたんだ
ふいに眠ってしまう 昼間に浮かんでくる
とても古く セピアと化された あなたを
こんなにも近くにいるのに あなたじゃない
100年後も 1000年後も 記憶は残っている
欠けているのは あなたというパズルピース
当てはめる条件を どうか教えて欲しい……!
夢ではなく 現実で あなたはいない
諦めよう 諦めきれない こんなにも好きだから
夕陽の逆光で 見失った あなたの姿が
少しずつ 私の目に映ってゆく これは奇跡なの
欠けていてもいい 当てはまらなくてもいいよ
ずっとずっと あなたの手を握りしめている
……
あとがき。
本当はヨルクも覚えていたのに、森の湖に行く途中、何度か前世を疑う発言を繰り返していた。ナミネは今現在、愛おしいヨルクと交際しているのに、現世と前世が心の中でシンクロし、混乱してしまう。
本当のヨルクはどこにいるの?
探し続けるけど答えは見つからない。けれど、それでも構わない。ヨルクさえ傍にいれば答えなどどうだっていい。ナミネはそう位置付けをし、ヨルクと一緒に歩むことを選んでゆく。
『矛盾桜』
朝目が覚めると いつもあなたが隣にいる
あなたの鼓動が 私の鼓動に浸透する
だけど この幸せはいつまで続くのだろう
今ある現実さえも 疑っていた
愛おしくて たまらなくなるほどに
あなたを求めすぎて 気持ちが揺らいでしまう
この手を離さないで あなたの意思で
私は信じることに 恐れを感じていた
季節は止まることなく 流れてゆく
世界が終わるまで あなたと一緒にいるには
どうすればいいの……
私の恋心は ひらひら舞う桜の花びらのよう
揺れて揺れて揺れて あなたが遠ざかる
好きという気持ちは 一瞬吹く風みたい
舞って舞って舞って あなたはいなくなっていた
傘を差すあなたの手を 眺めながら私は
あなたにくっつく あなたがどこにも
行かないように 傾けた傘はあなたを濡らした
思わず私は あなたに抱き着いた
無限に感じる時間も有限で
何が起きても 何を知っても もう諦めていた
どうすることもできないの……
今傍にいるあなたは 未来は誰の隣にいるの
流れて流れて流れて あなたを追いかける
確実にあなたに 想いを伝えたけれど
切ない切ない切ない あなたをつかまえた
……
あとがき。
何世紀も繰り返される現実に現世でもナミネは不安に感じてしまう。やっと捕まえた幸せなのに、いつかヨルクがどこかに行ってしまいそうで、そんなナミネの心情を詞に込めました。
朝目が覚めると いつもあなたが隣にいる
あなたの鼓動が 私の鼓動に浸透する
だけど この幸せはいつまで続くのだろう
今ある現実さえも 疑っていた
愛おしくて たまらなくなるほどに
あなたを求めすぎて 気持ちが揺らいでしまう
この手を離さないで あなたの意思で
私は信じることに 恐れを感じていた
季節は止まることなく 流れてゆく
世界が終わるまで あなたと一緒にいるには
どうすればいいの……
私の恋心は ひらひら舞う桜の花びらのよう
揺れて揺れて揺れて あなたが遠ざかる
好きという気持ちは 一瞬吹く風みたい
舞って舞って舞って あなたはいなくなっていた
傘を差すあなたの手を 眺めながら私は
あなたにくっつく あなたがどこにも
行かないように 傾けた傘はあなたを濡らした
思わず私は あなたに抱き着いた
無限に感じる時間も有限で
何が起きても 何を知っても もう諦めていた
どうすることもできないの……
今傍にいるあなたは 未来は誰の隣にいるの
流れて流れて流れて あなたを追いかける
確実にあなたに 想いを伝えたけれど
切ない切ない切ない あなたをつかまえた
……
あとがき。
何世紀も繰り返される現実に現世でもナミネは不安に感じてしまう。やっと捕まえた幸せなのに、いつかヨルクがどこかに行ってしまいそうで、そんなナミネの心情を詞に込めました。
Make Laveは偽り!? 3話
……
はじめに
偽りは、様々な感情とぶつかり合いながら、いずれ真実になることもありうる。
若き日の自分はそう思っていた。
けれど、人の心というものは時と共に流れていくものである。
この小説を書き始めたのは、10年以上前。
当時の作品を知ってる人からしてみたら、今更復活?と思われるかもしれないけれど、小説は、自分が成長していく過程で書いているのだ。
それは多分今後も変わらないと思う。
ちなみに、xxxHOLiCで、四月一日が向日葵ちゃんではなく、侑子さんを選んだことには心打たれた。
なんかね、ふと思い出したの。
あ、別にこの小説がxxxHOLiCを元にしているとかそういうわけではないのだけど。
この小説は、とある作品に影響されて書き始めたのかもしれない。
では、引き続きよろしくお願いします。
……
登場人物。
影村ひろし(18)…物語の主人公。さゆりに想いを寄せている。
光野さゆり(18)…ひろしの想い人。いつも明るく可愛い少女。
雲風やまと(18)…ひろしと同じくさゆりに想いをよせている。
……
「よお、ひろし、ノートのコピー持ってきた」
僕が、学校を休み始めてから二ヶ月が経っただろうか。やまとは、僕が学校に行かなくなってから、ほぼ毎日のように、ノートやプリントを持って来てくれている。けれど、僕は分かっていた。やまとは、落ち込んでいる僕を見て、心の底では嘲笑っているのだと。
「さゆりちゃんは心配してたけど、でも、俺は、ひろしが辛いなら、無理に学校行かなくてもいいと思ってる」
こういうの本当に鬱陶しい。如何にも友達装って、心配した振りをして、相手のこと分かったようなことを息を吐くかのように言う。そういった人種の脳内を開いて見てみたいと何度思ったことだろうか。
「学校には行っていないけど、僕は僕で何とかやってるから。やまとも僕なんか気にしないで、光野さんとデートしたり楽しんでよ」
多分、僕は、上手く笑えてはいなかった。
辛いと言えるなら苦しいと嘆くことが許されるなら、とっくにそうしている。けれど、心を分かち合えていない人間に対して、胸の内をさらけ出してしまうと、今の関係を保てなくなってしまう。上辺でしか築けない人間関係にも、不安定な世界というものが存在しているのだ。
「なあ、ひろし。俺には無理して笑ってなくていい。むしろ、俺にそんなふうに接するな。さゆりちゃんのことは確かに大切だ。でも、ひろしのことだって同じくらい大切に思ってる。俺ら、幼稚園の頃からずっと一緒だろ。仲間じゃないか」
陸にあげられて、息も吸えずピチピチもがいている魚を、自ら用意した水槽に入れて自己満足に浸っている人物は確かに存在する。それも、今、俺の目の前に。
ふざけるな! 心の中では何度も叫んでいる。けれど、実際に口に出すことは許されない。僕らのような人間関係は、誰の逆鱗にも触れてはいけない無人島に送られた集団サバイバルのようなものである。
「ありがとな、やまと。やまとが居てくれて助かってる」
また、上手く笑えていなかっただろう。それでも、言うしか無かった。
「ひろし……お前が、さゆりちゃんのこと好きなの知ってた。その上で、さゆりちゃんに告白した。でも、俺は後悔はしていない」
こうやって、開き直って、自分の気持ちのみを軽くして、恋人も友情も手に入れた気になっている人をどう呼ぶべきか。考えても思いつかなかった。
「また来る。それじゃ」
そう言い残し、やまとは出て行った。
頭の中では、分かっていた。惚れ薬使ったって本当の愛を手に入れられるわけじゃない。そんなのいつだって分かっているつもりだ。けれど、どれだけ努力しても何の評価もされない落ちこぼれは現にここに存在する。そんな人間に何が出来る。ちょっと狡い事して、周りが持ってる当たり前の幸せを手に入れたっていいじゃないか。政治家とか、国を牛耳っている人間なんかもっと黒いことしてるじゃないか。だったら、やっても意味の無い努力なんかすっ飛ばして、ほんの少しの幸せくれたっていいじゃないか。不公平なんだよ、世の中は。
けれど、それは、高校生活をエンジョイしている延長線で何ら努力もせず、隣の席の子に話しかける勢いで光野さんと恋人になったやまとを妬む気持ちを正当化したかっただけかもしれない。
今の僕は、本当にどうすればいいのか分からない。
晩御飯を取りに行こうと1階へ行くとチャイムが鳴った。モニターを見ると、扉の向こう側には光野さんがいた。
僕は、居留守を使った。
……
あとがき
当初、書くはずだった内容とかけ離れていて、少し混乱している。
人の心の中は、写真には写せないから、あくまで相手が考えているだろうことを予測するしかない。良くも悪くも。
本当に大切なのは、心から必要としているのはなんなのか。
ひろしたちは見つけられるだろうか。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
……
はじめに
偽りは、様々な感情とぶつかり合いながら、いずれ真実になることもありうる。
若き日の自分はそう思っていた。
けれど、人の心というものは時と共に流れていくものである。
この小説を書き始めたのは、10年以上前。
当時の作品を知ってる人からしてみたら、今更復活?と思われるかもしれないけれど、小説は、自分が成長していく過程で書いているのだ。
それは多分今後も変わらないと思う。
ちなみに、xxxHOLiCで、四月一日が向日葵ちゃんではなく、侑子さんを選んだことには心打たれた。
なんかね、ふと思い出したの。
あ、別にこの小説がxxxHOLiCを元にしているとかそういうわけではないのだけど。
この小説は、とある作品に影響されて書き始めたのかもしれない。
では、引き続きよろしくお願いします。
……
登場人物。
影村ひろし(18)…物語の主人公。さゆりに想いを寄せている。
光野さゆり(18)…ひろしの想い人。いつも明るく可愛い少女。
雲風やまと(18)…ひろしと同じくさゆりに想いをよせている。
……
「よお、ひろし、ノートのコピー持ってきた」
僕が、学校を休み始めてから二ヶ月が経っただろうか。やまとは、僕が学校に行かなくなってから、ほぼ毎日のように、ノートやプリントを持って来てくれている。けれど、僕は分かっていた。やまとは、落ち込んでいる僕を見て、心の底では嘲笑っているのだと。
「さゆりちゃんは心配してたけど、でも、俺は、ひろしが辛いなら、無理に学校行かなくてもいいと思ってる」
こういうの本当に鬱陶しい。如何にも友達装って、心配した振りをして、相手のこと分かったようなことを息を吐くかのように言う。そういった人種の脳内を開いて見てみたいと何度思ったことだろうか。
「学校には行っていないけど、僕は僕で何とかやってるから。やまとも僕なんか気にしないで、光野さんとデートしたり楽しんでよ」
多分、僕は、上手く笑えてはいなかった。
辛いと言えるなら苦しいと嘆くことが許されるなら、とっくにそうしている。けれど、心を分かち合えていない人間に対して、胸の内をさらけ出してしまうと、今の関係を保てなくなってしまう。上辺でしか築けない人間関係にも、不安定な世界というものが存在しているのだ。
「なあ、ひろし。俺には無理して笑ってなくていい。むしろ、俺にそんなふうに接するな。さゆりちゃんのことは確かに大切だ。でも、ひろしのことだって同じくらい大切に思ってる。俺ら、幼稚園の頃からずっと一緒だろ。仲間じゃないか」
陸にあげられて、息も吸えずピチピチもがいている魚を、自ら用意した水槽に入れて自己満足に浸っている人物は確かに存在する。それも、今、俺の目の前に。
ふざけるな! 心の中では何度も叫んでいる。けれど、実際に口に出すことは許されない。僕らのような人間関係は、誰の逆鱗にも触れてはいけない無人島に送られた集団サバイバルのようなものである。
「ありがとな、やまと。やまとが居てくれて助かってる」
また、上手く笑えていなかっただろう。それでも、言うしか無かった。
「ひろし……お前が、さゆりちゃんのこと好きなの知ってた。その上で、さゆりちゃんに告白した。でも、俺は後悔はしていない」
こうやって、開き直って、自分の気持ちのみを軽くして、恋人も友情も手に入れた気になっている人をどう呼ぶべきか。考えても思いつかなかった。
「また来る。それじゃ」
そう言い残し、やまとは出て行った。
頭の中では、分かっていた。惚れ薬使ったって本当の愛を手に入れられるわけじゃない。そんなのいつだって分かっているつもりだ。けれど、どれだけ努力しても何の評価もされない落ちこぼれは現にここに存在する。そんな人間に何が出来る。ちょっと狡い事して、周りが持ってる当たり前の幸せを手に入れたっていいじゃないか。政治家とか、国を牛耳っている人間なんかもっと黒いことしてるじゃないか。だったら、やっても意味の無い努力なんかすっ飛ばして、ほんの少しの幸せくれたっていいじゃないか。不公平なんだよ、世の中は。
けれど、それは、高校生活をエンジョイしている延長線で何ら努力もせず、隣の席の子に話しかける勢いで光野さんと恋人になったやまとを妬む気持ちを正当化したかっただけかもしれない。
今の僕は、本当にどうすればいいのか分からない。
晩御飯を取りに行こうと1階へ行くとチャイムが鳴った。モニターを見ると、扉の向こう側には光野さんがいた。
僕は、居留守を使った。
……
あとがき
当初、書くはずだった内容とかけ離れていて、少し混乱している。
人の心の中は、写真には写せないから、あくまで相手が考えているだろうことを予測するしかない。良くも悪くも。
本当に大切なのは、心から必要としているのはなんなのか。
ひろしたちは見つけられるだろうか。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
Make Laveは偽り!? 2話
……
はじめに
Make Laveは偽り!? を、書き始めた時は、ほのぼの学園恋愛小説にするつもりだった。
昔は、今と違って、恋愛ものを書いていたからだ。
けれど、時は流れ、いつしか、ほのぼの学園恋愛小説は書けなくなっていた。
それが、この小説を中断する理由となってしまった。
更に、2話〜4話を紛失してしまっている。
当時は、主人公の視点だけでなく、複数の視点で書いていた。
しかし、今はそのような書き方はしていない。(トイレ代理人はまた別)
でも、1話だけで放置というのも、なんだかな……と思っていた。
だから、今の自分の文体で繋げていこうと思う。
時間空いてしまいましたが、またよろしくお願いします。
……
登場人物。
影村ひろし(18)…物語の主人公。さゆりに想いを寄せている。
光野さゆり(18)…ひろしの想い人。いつも明るく可愛い少女。
雲風やまと(18)…ひろしと同じくさゆりに想いをよせている。
……
「俺、さゆりちゃんと付き合うことになった」
教室に入るなり、やまとが話しかけて来た。
僕は、考えて言葉を選ぶよりも先に、顔でリアクションしていただろう。いや、そうに違いない。
けれど、落ち着いて考えてみれば、それは有り得ないことだった。あの日、光野さんは確かに惚れ薬を飲んでいる。僕はこの目でそれを確認した。
「それっていつから……いつから光野さんと付き合い始めたの?」
ただし、光野さんに既に恋人がいる場合は、惚れ薬の効果は現れない。不思議屋のおばあさんが言っていた。
つまり、僕が光野さんに惚れ薬を渡す前に、光野さんがやまとと付き合っていたならば、惚れ薬の効果は全くないということだ。
「一昨日の放課後、告白したらOKもらえちゃった」
一昨日。おかしい。僕が、惚れ薬を渡したのは一週間前。だったら、光野さんは、どうして僕を好きにならならず、やまとを好きになったのだろう。
元々やまとに想いを寄せていたのか?
いや、不思議屋のおばあさんは、既に恋人がいる場合としか言ってはいなかった。
だったら、どうして……。
「さゆりちゃんに、告白した男子、結構いるらしいけど、全然振られてるらしいぜ。つまり、告白してOKもらえたのは俺がはじめてってわけ。俺とさゆりちゃん、結構前から相思相愛だったのかもな」
「僕、今日は早退する」
ちょっと待てよ。そういうやまとの声なんか耳には入らず、僕は教室を出ていた。
やまとの自慢話を聞くことに耐えられなかったし、何より、不思議屋で騙された苛立ちが僕の心の中で爆発していた。
学校を出た僕は、迷わず不思議屋へ向かった。
「いらっしゃいませ」
「あれ、いつものおばあさんは?」
「先代なら、去年亡くなられています」
「去年って……。僕は一週間前会って話したんですけど。それにまだ元気そうでしたし……」
「お客様の生きている世界と、この店の世界では時空が異なります。お客様が、一週間前に見た先代というのは、過去の先代なのだと思います。この店では、時々、時空の狭間というものが存在するのです。お客様は、一時的にその時空狭間に入り込んでいたのでしょう」
「言っている意味が分かりません。そもそも、あなた誰なんです?」
「申し遅れました。私(わたくし)は、菊助と申します。先代から、この店を引き継ぎました。以後、お見知り置きを」
「はあ……」
「で、本日来店されたご要件をお伺いいたしましょうか」
「あのですね、一週間前、おばあさんから、惚れ薬買って、好きな子に渡して、その子飲んだんですけど、今、他の人と付き合ってるんです! 効き目がなかったんです! 僕は不良品掴まされたんです!」
「そうですか。殆どの物事が、理想通りにはいかない。むしろ、理想とは真逆の道を歩んでしまう。人の世とはそういうものです」
「いや、あなたの説教を聞きに来たんじゃなくて、僕は今すぐどうにかしたいんですよ! 効き目のある何かを売ってください!」
「お気持ちは分かりますが、あなたは、既に先代から惚れ薬を買っています。先代が、効果の現れないものなど売ったりはしません」
「いや、でも、実際、全く効果なかったんで! お願いします! 僕、本当に必死なんです! お金ならいくらでもあるんで、とにかく効き目の出る何かを売ってください!」
「影村さん、お言葉を返すようで申し訳ないですが、先程も言ったように、先代は、効果の現れないものなど売ったりはしません。効果は既に現れていたのですよ。効果が現れないと思い込んでいるのは影村さんです。僕が言っている意味が分からないのでしたら、日を改めてお越しください。では」
「いや、ちょっと待っ……」
話している途中だった。
けれど、気づいたら僕は店にはいなく、自分の家の前にいた。何が起きたのか分からない。そして、何を言われたのかも分からなかった。
効果が出ている? おばあさんは確かなものを売っていた? 効き目がないと勘違いしているのは僕?
ふざけるな! 僕の心は、怒り狂っていた。けれど、この怒りをどこにぶつけたら良いのか分からなかった。この怒りをどう沈めたら良いのかその方法も見つからなかった。
僕は、家に入るなり、ベッドに潜り込んで泣いていた。
……
あとがき
この小説を読んでくれている人は、「菊助……?どこかで聞いたような」と思ったかもしれません。
そう、あの未来望遠鏡の菊助です!
「菊助は生きていたの? それとも昔の菊助?」と、疑問に持たれる方もいるかもしれませんが、それに関しては、お答えすることは出来ません。
菊助を登場させる。
未来望遠鏡とやんわりコラボする。
そうすることによって、Make Laveは偽り!? を再開することが出来たのだと思います。
最初に、描いていた内容とは多分異なりますが、今の書ける範囲で続けていこうと思います。
……
はじめに
Make Laveは偽り!? を、書き始めた時は、ほのぼの学園恋愛小説にするつもりだった。
昔は、今と違って、恋愛ものを書いていたからだ。
けれど、時は流れ、いつしか、ほのぼの学園恋愛小説は書けなくなっていた。
それが、この小説を中断する理由となってしまった。
更に、2話〜4話を紛失してしまっている。
当時は、主人公の視点だけでなく、複数の視点で書いていた。
しかし、今はそのような書き方はしていない。(トイレ代理人はまた別)
でも、1話だけで放置というのも、なんだかな……と思っていた。
だから、今の自分の文体で繋げていこうと思う。
時間空いてしまいましたが、またよろしくお願いします。
……
登場人物。
影村ひろし(18)…物語の主人公。さゆりに想いを寄せている。
光野さゆり(18)…ひろしの想い人。いつも明るく可愛い少女。
雲風やまと(18)…ひろしと同じくさゆりに想いをよせている。
……
「俺、さゆりちゃんと付き合うことになった」
教室に入るなり、やまとが話しかけて来た。
僕は、考えて言葉を選ぶよりも先に、顔でリアクションしていただろう。いや、そうに違いない。
けれど、落ち着いて考えてみれば、それは有り得ないことだった。あの日、光野さんは確かに惚れ薬を飲んでいる。僕はこの目でそれを確認した。
「それっていつから……いつから光野さんと付き合い始めたの?」
ただし、光野さんに既に恋人がいる場合は、惚れ薬の効果は現れない。不思議屋のおばあさんが言っていた。
つまり、僕が光野さんに惚れ薬を渡す前に、光野さんがやまとと付き合っていたならば、惚れ薬の効果は全くないということだ。
「一昨日の放課後、告白したらOKもらえちゃった」
一昨日。おかしい。僕が、惚れ薬を渡したのは一週間前。だったら、光野さんは、どうして僕を好きにならならず、やまとを好きになったのだろう。
元々やまとに想いを寄せていたのか?
いや、不思議屋のおばあさんは、既に恋人がいる場合としか言ってはいなかった。
だったら、どうして……。
「さゆりちゃんに、告白した男子、結構いるらしいけど、全然振られてるらしいぜ。つまり、告白してOKもらえたのは俺がはじめてってわけ。俺とさゆりちゃん、結構前から相思相愛だったのかもな」
「僕、今日は早退する」
ちょっと待てよ。そういうやまとの声なんか耳には入らず、僕は教室を出ていた。
やまとの自慢話を聞くことに耐えられなかったし、何より、不思議屋で騙された苛立ちが僕の心の中で爆発していた。
学校を出た僕は、迷わず不思議屋へ向かった。
「いらっしゃいませ」
「あれ、いつものおばあさんは?」
「先代なら、去年亡くなられています」
「去年って……。僕は一週間前会って話したんですけど。それにまだ元気そうでしたし……」
「お客様の生きている世界と、この店の世界では時空が異なります。お客様が、一週間前に見た先代というのは、過去の先代なのだと思います。この店では、時々、時空の狭間というものが存在するのです。お客様は、一時的にその時空狭間に入り込んでいたのでしょう」
「言っている意味が分かりません。そもそも、あなた誰なんです?」
「申し遅れました。私(わたくし)は、菊助と申します。先代から、この店を引き継ぎました。以後、お見知り置きを」
「はあ……」
「で、本日来店されたご要件をお伺いいたしましょうか」
「あのですね、一週間前、おばあさんから、惚れ薬買って、好きな子に渡して、その子飲んだんですけど、今、他の人と付き合ってるんです! 効き目がなかったんです! 僕は不良品掴まされたんです!」
「そうですか。殆どの物事が、理想通りにはいかない。むしろ、理想とは真逆の道を歩んでしまう。人の世とはそういうものです」
「いや、あなたの説教を聞きに来たんじゃなくて、僕は今すぐどうにかしたいんですよ! 効き目のある何かを売ってください!」
「お気持ちは分かりますが、あなたは、既に先代から惚れ薬を買っています。先代が、効果の現れないものなど売ったりはしません」
「いや、でも、実際、全く効果なかったんで! お願いします! 僕、本当に必死なんです! お金ならいくらでもあるんで、とにかく効き目の出る何かを売ってください!」
「影村さん、お言葉を返すようで申し訳ないですが、先程も言ったように、先代は、効果の現れないものなど売ったりはしません。効果は既に現れていたのですよ。効果が現れないと思い込んでいるのは影村さんです。僕が言っている意味が分からないのでしたら、日を改めてお越しください。では」
「いや、ちょっと待っ……」
話している途中だった。
けれど、気づいたら僕は店にはいなく、自分の家の前にいた。何が起きたのか分からない。そして、何を言われたのかも分からなかった。
効果が出ている? おばあさんは確かなものを売っていた? 効き目がないと勘違いしているのは僕?
ふざけるな! 僕の心は、怒り狂っていた。けれど、この怒りをどこにぶつけたら良いのか分からなかった。この怒りをどう沈めたら良いのかその方法も見つからなかった。
僕は、家に入るなり、ベッドに潜り込んで泣いていた。
……
あとがき
この小説を読んでくれている人は、「菊助……?どこかで聞いたような」と思ったかもしれません。
そう、あの未来望遠鏡の菊助です!
「菊助は生きていたの? それとも昔の菊助?」と、疑問に持たれる方もいるかもしれませんが、それに関しては、お答えすることは出来ません。
菊助を登場させる。
未来望遠鏡とやんわりコラボする。
そうすることによって、Make Laveは偽り!? を再開することが出来たのだと思います。
最初に、描いていた内容とは多分異なりますが、今の書ける範囲で続けていこうと思います。