日常のこととかオリジナル小説のこととか。
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ashita
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女性
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地主(土地貸してます)
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漫画やアニメを見るのが好きです。最推しはフーディーニ ♡
自己紹介:
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
フリーイラスト素材も増やしていく予定です(*'ᴗ'*)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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X @kigenzen1874
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けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
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ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
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〈資格履歴〉
2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
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→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

純愛偏差値 1・古代編・あらすじ
妖精村の古代のお話。
美少女妖精と美男子妖精が巡り合う森の湖。
本当は、男性禁止だけど。森の湖きっかけで交際するアベックは少なくはない。
けれど、美少女妖精たちは不満を抱いていた。
妖精村には、妖精村一番の美少女妖精と呼ばれる妖精が存在する。
その名はセレナール。
数々の男は、セレナールの美貌に惹かれ……。
彼女がいるにも関わらず、アタックする者も。
恨みを抱く美少女妖精は、セレナールに攻撃するようになってしまう。
そんなセレナールを救おうとするカナエとエミリ。二人は学生時代の同期なのである。
カナエとエミリもセレナールに彼の心を奪われるものの、昔のよしみで助けるのであった。
3人の関係は、親友と呼べるほど中睦まじい。
そんな日は、ずっと続くと思っていた。
例え、どこにいても。
けれど、セレナールは皇室へゆく。
そして、物語は幕を開ける。
妖精村の古代のお話。
美少女妖精と美男子妖精が巡り合う森の湖。
本当は、男性禁止だけど。森の湖きっかけで交際するアベックは少なくはない。
けれど、美少女妖精たちは不満を抱いていた。
妖精村には、妖精村一番の美少女妖精と呼ばれる妖精が存在する。
その名はセレナール。
数々の男は、セレナールの美貌に惹かれ……。
彼女がいるにも関わらず、アタックする者も。
恨みを抱く美少女妖精は、セレナールに攻撃するようになってしまう。
そんなセレナールを救おうとするカナエとエミリ。二人は学生時代の同期なのである。
カナエとエミリもセレナールに彼の心を奪われるものの、昔のよしみで助けるのであった。
3人の関係は、親友と呼べるほど中睦まじい。
そんな日は、ずっと続くと思っていた。
例え、どこにいても。
けれど、セレナールは皇室へゆく。
そして、物語は幕を開ける。
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純愛偏差値 古代編 2話 修正前
《アラン》
未来はどうなっているか分からない。けれど、少なくとも、古代のこの町は賑わっている。何もないけれど、常に人々の明るい声が聞こえてくる。
あの後、レストランで食事を済ませ、公衆紙電話からセレナールにメモを何通か飛ばした。そうしているうちに眠くなって、気づいたら公衆紙電話の中で眠ってしまっていた。
家に戻るとエミリはいなかった。僕はエミリが悩んでいるとも知らず、出かけたのだろうと森の湖に行く準備をした。
エミリのことは変わらず好きでいる。けれど、3ヶ月前、気まぐれで森の湖へ行った時、セレナールに魅了されたのだ。心変わりしたわけではないし、エミリのことは今でも好きだけれど、セレナールにときめく気持ちも抱くようになっていた。
僕はセレナールが湖で水浴びをしているところを見たことがないのである。セレナールはいつも衣をまとっていて湖を見つめていた。
ちなみに、森の湖では男はパンツ一枚で、女は膝上の薄い衣のみしか着れない決まりがある。と言っても、この時代は本当に何もなくて普段着も簡易的なものだけれど。女の子は、薄いワンピースで、男は多分、未来で言うところのステテコ。けれど、森の湖では女の子は衣のみで下着を身につけてはいけないのだ。丈も膝上だし、セレナールの衣姿は男心をくすぐる。
僕はは森の湖へ着くとすぐさまセレナールの元へ行った。セレナールはこの日も水浴びはしていなかった。
「セレナールはいつも湖にははいらないけど水浴びしないの?」
ふいに聞いた。
「ええ、私は美少女妖精たちの楽しそうな姿を眺めているのが好き」
やっぱり、ここまでの美人となると白空鈴にはなれないのだろうか。少し前までは、ここは男性は立ち入り禁止だったけれど、恋人の誕生が増えるほどに、男も立ち入りして良くなったのである。
「そっか。でも、たまには水浴びしてみたらどうかな?今日とか」
セレナールの水浴びしているところを見てみたい。これは不純な気持ちだろうか。
「ううん、今日も湖を眺めているわ」
「そっか」
僕は肩を落とした。変な気持ちのつもりはないけれど、ただ美しいものを眺めたい気持ちが芽生えていた。それは見事な美術作品を見るような感覚だと思う。
けれど、心のどこかでセレナールを求めているのも事実だった。
エミリは可愛いし僕の好みでもあり、僕にとっては理想の彼女で2年経った今も変わらず好きで、他の男に取られたくない存在である。決してセレナールに心変わりをしたわけではない。けれど、 エミリを好きでいながらもセレナールは僕の中で気になる存在となっていた。
どことなくエミリを裏切っているようで複雑な心境だった。
どうして一人だけにときめくことが出来ないのか。どうして綺麗な人を見るとドキドキしてしまうのか。未来は答えが出ているのかもしれない。けれど、今の時代は誰もが彼女以外の女性にときめいてしまう不可思議に悩んでいたのであった。
翌日も僕は相変わらず森の湖へ行った。
セレナールは相変わらず湖には入らず、衣姿のままだった。
「おはよう、セレナール」
僕は昨日より少しだけセレナールに近付いた。
「おはよう、アラン。今日は1人でピクニックしようとお弁当作ってきたのだけど、一緒に食べない?」
ピクニックかあ。エミリと付き合い始めの頃は、二人でお弁当作って、どこかの広場で微笑み合いながらやっていたなあ。
「食べる!」
僕はおかずをいくつかを食べた。
「美味しい!セレナールは美人で料理も上手だなんて。いいお嫁さんになれるね。僕も立候補しちゃおうかな」
本当は、味は微妙だったけどセレナールを傷付けたくなくて僕は嘘をついた。
「ふふっ、アランにはエミリがいるでしょ。最近エミリとはどうなの?」
エミリとは、ずっと変わっていないと思う。ただ、僕のときめきが増えただけだろう。
「付き合い始めた時とそんなに変わらないよ。エミリは可愛いし帰るといつも抱き締めたくなる。エミリに触れていると落ち着くし、エミリを他の男に渡したくない。僕はいつまでも優しく包み込んでくれるエミリを好きでいると思う」
僕はセレナールに良く思われたくて、大袈裟に言った。
「アランはとてもエミリが好きなのね。2人の好き合う様子は羨ましいわ」
羨ましい……か。
「セレナールは恋愛とかしないの?言い寄ってくる男いっぱいいるでしょ?いい人いたら付き合ったりしないの?」
好きな人なんていないことを期待していた。
「私、誰とも付き合ったことないの。でも今は好きな人がいるわ。私の片想いだけど」
めちゃくちゃガッカリした。どうしてだろう。僕には、あんなに可愛いエミリがいるのに。
「そっか。実るといいね!」
信じたくない。本音では、その恋が実らなければいいって思う。一日だけ彼女になってほしい。その一言が言えなかった。
2週間後、セレナールと皇太子の交際が妖精村の新聞にて発表された。妖精村の人々もセレナールと皇太子の交際の話題で持ち切りだった。
目を覚まして下に降りていった僕は新聞を見て目を疑った。
「嘘だろ……」
僕は、あまりのショックに固まった。
「どうしたの?アラン」
エミリは何事もなかったような素振りだ。
「この記事だよ」
僕は指をさした。
「ああ、セレナールと皇太子の交際ね。なんだか微笑ましいわね」
不自然に上機嫌なエミリの心境が僕には分からなかった。
「あんなに綺麗なセレナールが皇太子に全てを捧げるなんて! とてもじゃないけど皇太子が独り占めなんて許せない!」
思わず本音が出てしまった。けれど、手さえ握ったことのないセレナールが他の男のものになるだなんて。受け入れるに受け入れられない気持ちは隠せなかったのである。
「やっぱり心変わりしてたのね」
気付いていたのか。
「ち、違う!エミリのことは好きだ。でもセレナールの存在も気になるんだ。ずっとエミリには申し訳ないと思ってた」
僕は取り乱した。セレナールのことを考えながら。
「……心変わりはしてないのね。それなら今のままでいいんじゃないかしら。セレナールに対しての傷はいずれ消えると思うわ」
エミリはかなり落ち込んでいる。
「エミリ……僕は狡い男だ。セレナールに気持ち傾けながらも、エミリを他の男に渡したくない」
自分が嫌になる。エミリがいながらも、セレナールにの虜になっていたことも、セレナールの美貌に魅了されていたことも。全てが情けなく感じる。
「アランの本音を聞けてスッキリしたわ。ずっとセレナールに心変わりしたのではないかと思っていたの。でも心変わりでないならアランさえ良ければ今のままでいない?」
どうしてエミリは、裏切った僕に優しくしてくれるのだろう。裏切ったと言ってもセレナールとは何もないが。言葉にさえ出さなければ僕の心の中だけの問題なのも事実だ。
「エミリ……君は優しすぎる。いけないよ、こんな僕と一緒にいちゃ。僕はエミリ意外の異性セレナールの白空鈴を見たいがために毎日森の湖に通ってた最低男だ」
どうしてもセレナールへの高鳴る胸の鼓動を消すことは出来なかった。そして、そのまま僕はセレナールに鼻の下を伸ばし続けていた。
「アラン、自分を責めないで。セレナールは綺麗だもの。男なら誰でも求めてしまうわ。それよりセレナールと皇太子の交際発表で傷ついてるアランのほうが心配よ」
エミリは涙ぐみながら僕を抱き締めた。
「エミリ……どうして君はそんなにも優しいんだ。まるで天使のようだ」
僕はしばらくエミリの温もりに包まれていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あとがき。
現代では答えが出ていることも、当時は手探りだったことって、きっと多かったでしょうね。
公衆紙電話とは。
武家は小さい頃から飛ばしたい方向に紙飛行機を飛ばす訓練をしますが、一般人は当然のごとく、そのような訓練は行いません。そんな紙飛行機を手紙として飛ばすことが出来ない人たちのために、皇帝陛下のはからいで設置されました。
紙にメッセージを書いて小さい窓を通せば、届けたい人の元に届くシステムになっております。もちろん、お金はかかります。
現代編では全く出てこないから正直かなり懐かしいです(笑)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
この小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
また、程度によりますが模倣はご遠慮願います。
詳しくは《カテゴリ》→《説明事項》→《模倣のご遠慮願います》をご覧ください。
小説の無断転載もご遠慮くださいませ〜♪
《アラン》
未来はどうなっているか分からない。けれど、少なくとも、古代のこの町は賑わっている。何もないけれど、常に人々の明るい声が聞こえてくる。
あの後、レストランで食事を済ませ、公衆紙電話からセレナールにメモを何通か飛ばした。そうしているうちに眠くなって、気づいたら公衆紙電話の中で眠ってしまっていた。
家に戻るとエミリはいなかった。僕はエミリが悩んでいるとも知らず、出かけたのだろうと森の湖に行く準備をした。
エミリのことは変わらず好きでいる。けれど、3ヶ月前、気まぐれで森の湖へ行った時、セレナールに魅了されたのだ。心変わりしたわけではないし、エミリのことは今でも好きだけれど、セレナールにときめく気持ちも抱くようになっていた。
僕はセレナールが湖で水浴びをしているところを見たことがないのである。セレナールはいつも衣をまとっていて湖を見つめていた。
ちなみに、森の湖では男はパンツ一枚で、女は膝上の薄い衣のみしか着れない決まりがある。と言っても、この時代は本当に何もなくて普段着も簡易的なものだけれど。女の子は、薄いワンピースで、男は多分、未来で言うところのステテコ。けれど、森の湖では女の子は衣のみで下着を身につけてはいけないのだ。丈も膝上だし、セレナールの衣姿は男心をくすぐる。
僕はは森の湖へ着くとすぐさまセレナールの元へ行った。セレナールはこの日も水浴びはしていなかった。
「セレナールはいつも湖にははいらないけど水浴びしないの?」
ふいに聞いた。
「ええ、私は美少女妖精たちの楽しそうな姿を眺めているのが好き」
やっぱり、ここまでの美人となると白空鈴にはなれないのだろうか。少し前までは、ここは男性は立ち入り禁止だったけれど、恋人の誕生が増えるほどに、男も立ち入りして良くなったのである。
「そっか。でも、たまには水浴びしてみたらどうかな?今日とか」
セレナールの水浴びしているところを見てみたい。これは不純な気持ちだろうか。
「ううん、今日も湖を眺めているわ」
「そっか」
僕は肩を落とした。変な気持ちのつもりはないけれど、ただ美しいものを眺めたい気持ちが芽生えていた。それは見事な美術作品を見るような感覚だと思う。
けれど、心のどこかでセレナールを求めているのも事実だった。
エミリは可愛いし僕の好みでもあり、僕にとっては理想の彼女で2年経った今も変わらず好きで、他の男に取られたくない存在である。決してセレナールに心変わりをしたわけではない。けれど、 エミリを好きでいながらもセレナールは僕の中で気になる存在となっていた。
どことなくエミリを裏切っているようで複雑な心境だった。
どうして一人だけにときめくことが出来ないのか。どうして綺麗な人を見るとドキドキしてしまうのか。未来は答えが出ているのかもしれない。けれど、今の時代は誰もが彼女以外の女性にときめいてしまう不可思議に悩んでいたのであった。
翌日も僕は相変わらず森の湖へ行った。
セレナールは相変わらず湖には入らず、衣姿のままだった。
「おはよう、セレナール」
僕は昨日より少しだけセレナールに近付いた。
「おはよう、アラン。今日は1人でピクニックしようとお弁当作ってきたのだけど、一緒に食べない?」
ピクニックかあ。エミリと付き合い始めの頃は、二人でお弁当作って、どこかの広場で微笑み合いながらやっていたなあ。
「食べる!」
僕はおかずをいくつかを食べた。
「美味しい!セレナールは美人で料理も上手だなんて。いいお嫁さんになれるね。僕も立候補しちゃおうかな」
本当は、味は微妙だったけどセレナールを傷付けたくなくて僕は嘘をついた。
「ふふっ、アランにはエミリがいるでしょ。最近エミリとはどうなの?」
エミリとは、ずっと変わっていないと思う。ただ、僕のときめきが増えただけだろう。
「付き合い始めた時とそんなに変わらないよ。エミリは可愛いし帰るといつも抱き締めたくなる。エミリに触れていると落ち着くし、エミリを他の男に渡したくない。僕はいつまでも優しく包み込んでくれるエミリを好きでいると思う」
僕はセレナールに良く思われたくて、大袈裟に言った。
「アランはとてもエミリが好きなのね。2人の好き合う様子は羨ましいわ」
羨ましい……か。
「セレナールは恋愛とかしないの?言い寄ってくる男いっぱいいるでしょ?いい人いたら付き合ったりしないの?」
好きな人なんていないことを期待していた。
「私、誰とも付き合ったことないの。でも今は好きな人がいるわ。私の片想いだけど」
めちゃくちゃガッカリした。どうしてだろう。僕には、あんなに可愛いエミリがいるのに。
「そっか。実るといいね!」
信じたくない。本音では、その恋が実らなければいいって思う。一日だけ彼女になってほしい。その一言が言えなかった。
2週間後、セレナールと皇太子の交際が妖精村の新聞にて発表された。妖精村の人々もセレナールと皇太子の交際の話題で持ち切りだった。
目を覚まして下に降りていった僕は新聞を見て目を疑った。
「嘘だろ……」
僕は、あまりのショックに固まった。
「どうしたの?アラン」
エミリは何事もなかったような素振りだ。
「この記事だよ」
僕は指をさした。
「ああ、セレナールと皇太子の交際ね。なんだか微笑ましいわね」
不自然に上機嫌なエミリの心境が僕には分からなかった。
「あんなに綺麗なセレナールが皇太子に全てを捧げるなんて! とてもじゃないけど皇太子が独り占めなんて許せない!」
思わず本音が出てしまった。けれど、手さえ握ったことのないセレナールが他の男のものになるだなんて。受け入れるに受け入れられない気持ちは隠せなかったのである。
「やっぱり心変わりしてたのね」
気付いていたのか。
「ち、違う!エミリのことは好きだ。でもセレナールの存在も気になるんだ。ずっとエミリには申し訳ないと思ってた」
僕は取り乱した。セレナールのことを考えながら。
「……心変わりはしてないのね。それなら今のままでいいんじゃないかしら。セレナールに対しての傷はいずれ消えると思うわ」
エミリはかなり落ち込んでいる。
「エミリ……僕は狡い男だ。セレナールに気持ち傾けながらも、エミリを他の男に渡したくない」
自分が嫌になる。エミリがいながらも、セレナールにの虜になっていたことも、セレナールの美貌に魅了されていたことも。全てが情けなく感じる。
「アランの本音を聞けてスッキリしたわ。ずっとセレナールに心変わりしたのではないかと思っていたの。でも心変わりでないならアランさえ良ければ今のままでいない?」
どうしてエミリは、裏切った僕に優しくしてくれるのだろう。裏切ったと言ってもセレナールとは何もないが。言葉にさえ出さなければ僕の心の中だけの問題なのも事実だ。
「エミリ……君は優しすぎる。いけないよ、こんな僕と一緒にいちゃ。僕はエミリ意外の異性セレナールの白空鈴を見たいがために毎日森の湖に通ってた最低男だ」
どうしてもセレナールへの高鳴る胸の鼓動を消すことは出来なかった。そして、そのまま僕はセレナールに鼻の下を伸ばし続けていた。
「アラン、自分を責めないで。セレナールは綺麗だもの。男なら誰でも求めてしまうわ。それよりセレナールと皇太子の交際発表で傷ついてるアランのほうが心配よ」
エミリは涙ぐみながら僕を抱き締めた。
「エミリ……どうして君はそんなにも優しいんだ。まるで天使のようだ」
僕はしばらくエミリの温もりに包まれていた。
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あとがき。
現代では答えが出ていることも、当時は手探りだったことって、きっと多かったでしょうね。
公衆紙電話とは。
武家は小さい頃から飛ばしたい方向に紙飛行機を飛ばす訓練をしますが、一般人は当然のごとく、そのような訓練は行いません。そんな紙飛行機を手紙として飛ばすことが出来ない人たちのために、皇帝陛下のはからいで設置されました。
紙にメッセージを書いて小さい窓を通せば、届けたい人の元に届くシステムになっております。もちろん、お金はかかります。
現代編では全く出てこないから正直かなり懐かしいです(笑)
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この小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
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純愛偏差値 古代編 1話 修正前
《エミリ》
私とアランは森の湖で知り合って2年になる。私は半年前からアランの家で暮らし始め、2人は毎週末にデートをするほどラブラブな仲である。お互い助け合いながら生きてきて、今でも周りからは理想のカップルと言われているのだ。
けれど、私は悩んでいた。アランは私と付き合い始めてからは森の湖に行くことはなかったけれど、3ヶ月前から再び通い始めたのである。私としては他の美少女妖精に揺れて欲しくないけれど、喧嘩になると思い、ずっと言い出せずにいる。でも、話し合わずにいるとモヤモヤは募るばかり。
ある日、エミリはアランが森の湖に行く理由を知りたくてアランに見つからないように森の湖に行った。アランは湖に入る前の衣を着た1人の美少女妖精と楽しそうに話していた。エミリはアランに気づかれないように湖に入って美少女妖精たちに話しかけた。
「みんな久しぶり」
「久しぶりね、エミリ。元気だった?」
「え、ええ。ところでアランのことなんだけど……」
エミリが切り出すと美少女妖精たちは気まずそうにした。
「アランとはラブラブなんでしょ?」
「そうかもしれないけど……アランがあそこで話している美少女妖精は誰?」
「セレナールよ」
セレナールは黒く腰まである長い髪を真ん中で分けていて、パッチリとした平行二重で、品があって、美しい美少女妖精だった。男子妖精からは、美男子妖精からおじさん妖精、オタク妖精と幅広い異性から度々告白を受けているのである。
「セレナールとは親しいの?」
「そうね、ここへ来たら決まってセレナールに話しかけているわ」
「アランにセレナールへの恋愛感情はありそう?」
「……分からないわ。でもひと月前アランはセレナールを抱き締めてた」
「そう……」
美少女妖精たちの話を聞いた私の心の中は嫉妬の感情が生まれた。
「私、アランのところへ行くわ」
私はアランの元へ飛び立った。
「え、エミリ……水浴びに来たの?」
アランは驚いた様子でエミリを見た。
「そうよ、アランは?」
「ちょっと通りかかっただけだよ」
「そう。こちらの方は?」
「私はセレナールよ。よろしくね、エミリ」
これが噂のセレナール。
「よろしく」
目の前で見るセレナールはやはり美しく男たちが夢中になるのも無理がないと思った。
「アラン、私は先に帰ってるわね、じゃ」
家に帰った私はポロポロ涙を流した。アランのセレナールを見る目は恋する目だったからである。上手くいっていたと思ったのに気がついたら心変わりされていたと疑い始めた。
私は部屋に閉じこもり、アランが帰って来てもリビングには行かなかった。
「エミリ、帰ったよ。ご飯は?」
最初の頃はアランも家事をしてくれていたのに、気が付けば、全て私がするようになっている。それなのに、アランは毎日毎日、森の湖通い。それも、セレナール一人のために。
許せない気持ちはかなりある。けれど、今は話し合う気分にはなれない。
「エミリ、どうかしたのか?」
アランは何も分かっていない。
「ごめんなさい、具合悪いの。外食してきてくれないかしら」
顔を合わせたくない。
「分かった。エミリ、大丈夫?」
私は答えなかった。アランの足音が消えた後、私は泣きながらカナエとセイが住む近所の家に駆け込んだ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あとがき。
今日から古代編も載せることにしました。
純愛偏差値は現代編のみを投稿する予定でしたが、やっぱり古代編がある以上は、現代編をより深く知ってもらいたいと思ったのです。
ただ、走り書きからの書き直しは結構大変な作業なので、どのような頻度で更新出来るかは分からないです。
古代編がシーズン1、現代編がシーズン2となります。
『雨の音を聴きながら』では、古代編がシーズン1、未来編がシーズン2となります。未来編は現代編なのですが、シーズン2を書き始めた頃、古代から見て現代は未来だという概念が強く、未来編と記載したのです。
なので、未来編の記載は、そのままで進めてゆこうと思います。
よろしくお願い致します。
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この小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
また、程度によりますが模倣はご遠慮願います。
詳しくは《カテゴリ》→《説明事項》→《模倣のご遠慮願います》をご覧ください。
小説の無断転載もご遠慮くださいませ〜♪
《エミリ》
私とアランは森の湖で知り合って2年になる。私は半年前からアランの家で暮らし始め、2人は毎週末にデートをするほどラブラブな仲である。お互い助け合いながら生きてきて、今でも周りからは理想のカップルと言われているのだ。
けれど、私は悩んでいた。アランは私と付き合い始めてからは森の湖に行くことはなかったけれど、3ヶ月前から再び通い始めたのである。私としては他の美少女妖精に揺れて欲しくないけれど、喧嘩になると思い、ずっと言い出せずにいる。でも、話し合わずにいるとモヤモヤは募るばかり。
ある日、エミリはアランが森の湖に行く理由を知りたくてアランに見つからないように森の湖に行った。アランは湖に入る前の衣を着た1人の美少女妖精と楽しそうに話していた。エミリはアランに気づかれないように湖に入って美少女妖精たちに話しかけた。
「みんな久しぶり」
「久しぶりね、エミリ。元気だった?」
「え、ええ。ところでアランのことなんだけど……」
エミリが切り出すと美少女妖精たちは気まずそうにした。
「アランとはラブラブなんでしょ?」
「そうかもしれないけど……アランがあそこで話している美少女妖精は誰?」
「セレナールよ」
セレナールは黒く腰まである長い髪を真ん中で分けていて、パッチリとした平行二重で、品があって、美しい美少女妖精だった。男子妖精からは、美男子妖精からおじさん妖精、オタク妖精と幅広い異性から度々告白を受けているのである。
「セレナールとは親しいの?」
「そうね、ここへ来たら決まってセレナールに話しかけているわ」
「アランにセレナールへの恋愛感情はありそう?」
「……分からないわ。でもひと月前アランはセレナールを抱き締めてた」
「そう……」
美少女妖精たちの話を聞いた私の心の中は嫉妬の感情が生まれた。
「私、アランのところへ行くわ」
私はアランの元へ飛び立った。
「え、エミリ……水浴びに来たの?」
アランは驚いた様子でエミリを見た。
「そうよ、アランは?」
「ちょっと通りかかっただけだよ」
「そう。こちらの方は?」
「私はセレナールよ。よろしくね、エミリ」
これが噂のセレナール。
「よろしく」
目の前で見るセレナールはやはり美しく男たちが夢中になるのも無理がないと思った。
「アラン、私は先に帰ってるわね、じゃ」
家に帰った私はポロポロ涙を流した。アランのセレナールを見る目は恋する目だったからである。上手くいっていたと思ったのに気がついたら心変わりされていたと疑い始めた。
私は部屋に閉じこもり、アランが帰って来てもリビングには行かなかった。
「エミリ、帰ったよ。ご飯は?」
最初の頃はアランも家事をしてくれていたのに、気が付けば、全て私がするようになっている。それなのに、アランは毎日毎日、森の湖通い。それも、セレナール一人のために。
許せない気持ちはかなりある。けれど、今は話し合う気分にはなれない。
「エミリ、どうかしたのか?」
アランは何も分かっていない。
「ごめんなさい、具合悪いの。外食してきてくれないかしら」
顔を合わせたくない。
「分かった。エミリ、大丈夫?」
私は答えなかった。アランの足音が消えた後、私は泣きながらカナエとセイが住む近所の家に駆け込んだ。
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あとがき。
今日から古代編も載せることにしました。
純愛偏差値は現代編のみを投稿する予定でしたが、やっぱり古代編がある以上は、現代編をより深く知ってもらいたいと思ったのです。
ただ、走り書きからの書き直しは結構大変な作業なので、どのような頻度で更新出来るかは分からないです。
古代編がシーズン1、現代編がシーズン2となります。
『雨の音を聴きながら』では、古代編がシーズン1、未来編がシーズン2となります。未来編は現代編なのですが、シーズン2を書き始めた頃、古代から見て現代は未来だという概念が強く、未来編と記載したのです。
なので、未来編の記載は、そのままで進めてゆこうと思います。
よろしくお願い致します。
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