日常のこととかオリジナル小説のこととか。
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ashita
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地主(土地貸してます)
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漫画やアニメを見るのが好きです。最推しはフーディーニ ♡
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ブログ、もう書かないと思ってました。
けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
元々このブログは病気の記録用として立ち上げたものですが、小説載せるようになってからは、ここは出来るだけ趣味的なことを綴りたいと思っております。
病気の記録や様々な思いを綴るブログは移転済みなのです。
ただ、今は日記は個人的な徒然、或いはお知らせとして綴ることが多いかと思います。
小説、ぼちぼちマイペースに書いてゆきます。
よろしくお願い致します。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
お知らせ。
イラストは現在「ナノハナ家の日常」に載せております。サイドバーにリンクあります。
また、「カラクリよろずや」にて無料のフリーイラスト素材配布もはじめました✩.*˚
フリーイラスト素材も増やしていく予定です(*'ᴗ'*)
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
模倣・無断転載などは、ご遠慮ください。
ブログの小説はフィクションであり、登場人物・団体名などは全て架空です。
小説・純愛偏差値に関しましては、武家名・貴族名(程度による) / 及び、武官の階級 / 扇子・羽子板・花札・百人一首・紙飛行機などのアイテム使用方法の模倣の一切を禁じております。
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X @kigenzen1874
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けれど、去年から書き始めた小説によって、過去に書いてた小説も書き始め、ここに載せることにしたのです。
小説は、主に『時間と時間を繋ぐ恋の物語』と『妖精村と愉快な仲間たち』をメインに書いています。
現在は、中高生の武家・貴族・王族が過去を遡るジャンルはダークファンタジーの『純愛偏差値』という小説に力入れています。
純愛偏差値は私の人生を描いた自伝です。
終わることのない小説として書き続ける予定です。
純愛偏差値は今年100話を迎えました。
私にとって、はじめての長編です。キャラクターも気に入っています。
が、走り書きに走り書きしてしまったので、1話から書き直すことにしました。これまで書いたものは鍵付けて残しています。
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〈資格履歴〉
2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
→茶道アドバイザー 合格
→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
→漢方コーディネーター 合格
→薬膳調整師 合格
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〈資格証明バナー〉

2008年09月09日
→さし絵ライター3級 合格
2010年02月10日
→セルフ・カウンセリング
ステップ2 合格
2011年05月28日
→セルフ・カウンセリング
指導講師資格審査 合格
2012年10月25日
→環境カオリスタ検定 合格
2025年01月20日
→鉛筆デッサンマスター 合格
→絵画インストラクター 合格
2025年03月07日
→宝石鑑定アドバイザー 合格
→鉱石セラピスト 合格
2025年04月07日
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→お点前インストラクター 合格
2025年04月17日
→着物マイスター 合格
→着付け方インストラクター 合格
2025年05月19日
→サイキックアドバイザー 合格
→サイキックヒーラー 合格
2025年07月01日
→アンガーカウンセラー 合格
→アンガーコントロール士 合格
2025年08月04日
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〈資格証明バナー〉

純愛偏差値 未来編 一人称版 9話
《ナミネ》
今日は、先日、妖精村学園の高等部に転校してきたカラン王子の食事会。カラン王子はセナ王女とアルフォンス王子の弟君に当たる。ただ、お母様は王妃なのである。
ヨルクさんは来るのだろうか。
一応、メールでは
『食事会には行く』
と一言来ていたけれども。
私の胸はソワソワしていた。
ラルクが死ぬほど好きなのに。後追い自殺までしたのに。ヨルクさんと一緒にいると幸せでドキドキして、まるで、1つの青春をしているようだった。
私はセナ王女のパーティーで着たのと同じドレスを着て、髪はセナ王女の別荘のパーティーとは違って、長い髪を下ろして巻いて、ハーフアップにし、かすみ草のバレッタで止めた。
準備が出来ると、私はナノハナ家運転手の車で、五つ星ホテルのレストランに向かった。
レストランに入ると、ヨルクさんとユメさんとカラン王子がいた。私は嬉しくてヨルクさんに駆け寄った。
「ヨルクさん、来てくれたんですね!」
「この前(助けてくれた)礼だ」
私はカラン王子を見た。
「はじめまして。ナノハナ家 4女のナミネと申します。セナ王女とアルフォンス王子とは仲良くさせてもらっています。カラン王子とも仲良くなりたいのでよろしくお願いします」
「はじめまして。カランです。姉と兄から聞いていましたが、可愛らしい方ですね。こちらこそ仲良くしていただけると嬉しいです。今日は僕の奢りですので好きなものをたくさん食べてください」
「ありがとうございます」
私はヨルクさんの隣に座った。
フォーマル姿のヨルクさんカッコよすぎる!私はヨルクさんを見つめた。するとヨルクさんと目が合って私は目を逸らした。
「ナミネにしては早いな」
「ラルク、セレナールさんのお迎え行ってたの?」
「ああ、クレナイ家の車でだけどな」
そして、セナ王女、カラルリさん、カナエさん、アルフォンス王子も揃った。
「ねえ、ラルク、何食べる?」
「ナミネ、バイキングも食べるんだろ。だったら軽いものにしとけよ」
「うーん、分かった」
私はメニューを見たけどよく分からなかったのである。するとヨルクさんが、自分はオムライスコースにするから、私はバイキングのみにするよう言って、私はそうすることにした。
「ヨルクさんは、こういうお店、よく来るんですか?」
「全く行かない」
「あ、今日は皆さん、おめかししてますね」
「私は王室でいた時と何ら変わらないけどね」
セナ王女の発言に私は苦笑した。
「カナエは未来の旦那様のために張り切りました!」
「カナエさん、今から結婚考えているのですか?」
「そういうわけではありませんが、もし、この先、カナエを愛してくれる人と出会えたらカナエは誠心誠意、その方に尽くしたいと思っています」
「カナエさんは変わりませんな」
カナエさんは、キクリ家のお嬢様として生まれたものの、小さい頃から使用人と同じように下働きをしていて、家事のエキスパートで、今はキクリ食堂の中級料理人の指導をしているのである。
「カナエと結婚する人は幸せだな」
「アルフォンス王子様こそ、素敵な方なのでカナエはユメさんが羨ましいです」
カナエさんて、多くの縁談も来てるし、家事は完璧に熟すし、可愛いし、女の子らしいけど、こういうところアザトイんだよなあ。アルフォンス王子もアルフォンス王子で、どうして、気持ちもないのにユメさんと交際したのだろう。
「あ、セナ王女とカラルリさんは交際したばかりでラブラブですか?」
「めちゃくちゃラブラブよ!カラルリったら、ずっと私にくっついてくるの」
「セナさんは初恋の人だし、正直セナさん以上の人はいないと思っている」
「いいなあ……私なんか好きな人には気づいてもらえないし、ドキドキする人には冷たくされるし、私も縁のある人と交際して、楽しい中学生活送りたいです」
私は思わず本音が出てしまった。カラルリさんの告白とセナ王女の返事は、もはや誰もが羨むカップルの誕生だったわけだし、私はただただ羨ましくてしかなかったのだ。
その時、フリードリンクにトロピカルウォーターが追加された。
「ねえ、ラルク、トロピカルウォーターが追加されたよ。行こうよ」
「そうだな。一応入れておくか」
私とラルクはフリードリンクのところへ向かった。その時、私はセレナールさんが不安げにしていることを全く知らなかったのである。
トロピカルウォーターを入れた私とラルクは席に戻った。
「はい、ヨルクさんの分です」
「欲しいと言った覚えはない」
「そうですか。では、私が2杯飲みます」
「いらないとも言ってない」
そう言うとヨルクさんはトロピカルウォーターを飲みはじめた。私は不安になっていた。今のヨルクさんが分からない。昨日、ナノハお姉様から、ヨルクさんは今も私に縁談を持って来ていると聞いたけれど、だったら、どうしてこんなに冷たいの?
遠い前世では、お嫁さんが何しようと全部許していたのに。ヨルクさんに冷たくされた私は椅子をラルクの方に近付けた。
その時、みんなが注文した料理が運ばれて来た。
「ラルク、バイキング行こうよ」
「そうだな。ナミネ、あんま入れすぎんなよ」
「じゃあ、ラルクが入れてよ」
「ナミネの分は私が入れる」
そう言うとヨルクさんは立ち上がった。
「あ、いえ、自分で入れるのでヨルクさんは座っててください」
私が言うもののヨルクさんはバイキングのほうへ向かってしまった。
「ラルク、セレナールさんとはどう?」
「順調だと思うけどな」
「そっか、良かったね」
「ナミネさあ、こういう場をもっと活用したらどうだ?」
「え、でも、ラルク、前に私の好きな人一緒に探してくれるって言ったよね?」
「無駄話はそこまでにして!戻るよ!」
ただ、ラルクと話していただけなのに、ヨルクさんは勝手に怒って席に戻って行った。私も渋々席に戻った。すると、椅子が元に戻してあったのである。支配人が戻したのだろうか。
ヨルクさんは私の好きなものを綺麗に盛り付けてあった。私は思わず写真に撮った。
「皆さんはSNSとかやってますか?私はネットを通さない個人日記をしています」
「カナエは何もしてません」
「私も特にしてないな」
カナエさんとアルフォンス王子は特に何もしてないようだった。
「私とカラルリはカップル日記はじめたの」
カップル日記とは、互いの電話番号を入れて、パートナーの日記と連携し、どちらも綴れるようになっていた。また、他のカップルの電話番号を入力したら、フレンドとなり、フレンドになったカップルは、他のカップル日記を閲覧することが可能なシステムアプリである。
「カップル日記かあ。時代ですな。私も彼氏がいたらやってみたいです!」
そして、私は立ち上がって、さっきラルクの言っていたことを実行に移した。近くのテーブルの同い年くらいの男の子に声をかけてみた。
「はじめまして!ナノハナ家 4女のナミネです。良かったら交際しませんか?」
その後も私が同年代の男の子に話しかけていると、ラルクとヨルクさんが連れ戻しに来た。
「ねえ、どういうこと?私の知らないところで浮気してたの?」
「違うよ!はじめて見る子だよ!」
「君、可愛いね。連作先教えてよ」
「彼女とは別れるつもりだったから、今からフリーだよ」
「あの、すみません、何でもありません」
そう言うとヨルクさんは私の手を引っ張り席に座らせた。
「ナミネさあ、なんでいきなり告白なんだよ」
「だって、ラルクがこういう場を活用しろって言ったんじゃん」
「そういう意味で言ったんじゃなくてさ。僕は友達を作れって意味で言ったんだよ」
「分かった。じゃあ、もう一度行ってくるよ」
その時、ヨルクさんが私の手を掴んだ。そして立ち上がった。
え、今度は何?私また怒られるの?
「ナミネ、私と結婚を前提に交際して欲しい」
け、結婚!?ヨルクさんが私と……?どうしていきなり?ヨルクさん、私に冷たいのに。
「ほう、ヨルクさんは私に興味をお持ちかな?」
私も立ち上がった。そして、ヨルクさんに手を掴まれたままヨルクさんと向き合った。
「正直、恋愛感情があるわけではないけれど、未来の結婚相手として結婚を前提に交際して欲しい。ナミネはこのままラルクと交際を続けても口を挟まないしナミネの気になる人に対しても口を挟まなければ、ナミネのプライベートにも口を挟まない。出来れば今すぐ返事が欲しい」
恋愛感情があるわけではないって何?恋愛感情のない私と結婚したいってどういうこと?正直、私には理解が追いつかなかった。でも、今すぐ返事をしなければ、このチャンスは逃してしまう。
私は一度ヨルクさんに掴まれた手を離し、ヨルクさんの両手を握り、真剣にヨルクさんを見た。
「ふむふむ、つまり、ゆくゆくは私とヨルクさんは、結婚をするというわけですかな?」
「そういうことになる」
多分、私の答えは決まっていた。最初から決まっていたんだと思う。ラルクを死ぬほど好きながら、ヨルクさんと交際だなんて狡いのは100も承知だけれど、私はヨルクさんをキープしたいわけでもなく、ただ彼氏が欲しいからでもなく、ヨルクさんと一緒にいたいのだ。
「分かりました。その話、お受けしますぞ!」
私はヨルクさんの両手を離した。すると、ヨルクさんは、支配人に預けていただろう菜の花とかすみ草の花束と小さい箱を私に渡した。
私は箱を開けた。すると、星型のサファイアのネックレスが入っていた。私が身につけようとすると、ヨルクさんが付けてくれた。
「あ、ありがとうございます」
「ねえ、おかしくない?ナミネってラルクと交際してるんでしょ?なのにヨルクとも交際するの?そんなの二股じゃない!祝福出来ないわ」
そっか。表向きにはラルクとは交際しているわけだから、いくらヨルクさんと交際しても、みんなからしてみたら二股になってしまうのか。そこまで考えてなかった。
「あの、セナ王女……」
ラルクが何か言おうとしたのを私は遮った。
「ドキドキするから……ヨルクさんといるとドキドキするからヨルクさんからの告白を受け入れたんです!皆さんもドキドキして、その人と一緒にいたいと思うから交際するんじゃないんですか?」
「ナミネ、ハッキリ言うけど、私はセナさんに一生ドキドキしてるけど、大抵のカップルは交際当初のドキドキ感なんて一定期間経てばなくなる。ナミネはイケメンなヨルクに一時的にドキドキしてるだけじゃないのか?そんな交際、私は続かないと思うけどね。ヨルクだって、いつかはナミネに飽きる」
せっかくヨルクさんと交際したのに誰も祝福してくれない。みんなの言い分は分からないでもないけど、私だって、必死にラルクとセレナールさんの幸せを応援してるつもり。それに、カラルリさんは一生セナ王女にドキドキしてるって言ってたけど、未来のことなんて、どうして今ハッキリと言えるの?
「カナエは、ヨルクがいいと言うのならナミネとヨルクの交際は悪いことではないと思います。ヨルクは昔からナミネのことを1番に可愛がっていましたし」
「あら、そうかしら。そのヨルクは、恋愛感情はないって言ってたわよ。恋愛感情がないのに交際だなんて、まるで女遊びね」
「ヨルクさんを悪くいうのはやめてください!結婚というのは、互いに愛情を分け合っていくんです。ヨルクさんは、何度も私に縁談を持って来てくれていました。小学生の頃からずっとです!姉のことがあってから、両親は縁談を私に伝えませんでしたが、今でもナノハナ家に来て、私に縁談を持ってくる時点でヨルクさんは私と交際したいんです!それに、私、ヨルクさんから『好き』って言ってもらいました!」
ヨルクさんを悪く言われ、私はムキになった。ヨルクさんは確かに小学生の頃、私が
『ヨルクさんは私のこと好きですか?』
と聞くと、ヨルクさんは
『うん、好き!凄く好き!ナミネと結婚したい!』
って言っていた。
それに、好きじゃないなら、今も私に縁談なんか持ってこない。
「じゃあ、ナミネの二股が問題ね。2人の男と交際だなんて、おふざけもいいとこね」
やっぱり、セナ王女はどこまでも攻撃してくる。どうして?カラルリさんと幸せじゃないの?
「あの、やめてもらえませんか?私は軽い気持ちでナミネに告白したのではありません。皆さんがどう解釈されようと、ナミネと交際したいから告白したんです。ナミネは二股出来るような子ではありません」
ヨルクさん……。私、きっとヨルクさんのこと好きになるよ。ラルクのことどうしてこんなに好きでたまらないのか分からない。ヨルクさんといると、安心したりドキドキするのも分からない。でも、私はヨルクさんと幸せになる。
「カラルリ、カップル日記ダウンロード出来た?」
「出来たよ、セナさん」
「ナミネは個人日記してるの?」
「はい、写真と共に日記をつけています」
私はヨルクさんに、個人日記を見せた。
「そっか、じゃあ私もする」
ヨルクさんは個人日記をダウンロードした。
「ナミネ、カップル日記もしよう」
「カップル日記ですか?でも、ヨルクさんは個人日記もするんですよね?2つも大変じゃないですか?」
「個人日記はナミネがしてるから。カップル日記はどちらが綴ってもいいなら私が書くし、ナミネは無理して書かなくていいよ」
ここへ来た時は冷たかったヨルクさんが、今は温かい。いったいどうしてなのだろう。私はヨルクさんを小さい頃から知っている。でも、全てを知らない。また冷たくなったりするのかな。それでも、私はヨルクさんと交際していたい。
「分かりました。カップル日記します!」
私とヨルクさんはカップル日記をダウンロードし、互いの電話番号を入れて連携をした。すると、セナ王女とカラルリさん、セレナールさんとラルクからフレンド申請があった。私は全てを許可した。
ヨルクさんは私とのツーショットを撮るとカップル日記に投稿した。
『2019年7月17日。
ナミネと交際をはじめた。
はじめての記念写真。
ナミネ、告白受け入れてくれてありがとう』
クールで人を寄せ付けないヨルクさんがカップル日記だなんて、私はとても驚いていた。けれど、それだけ私を大切にしてくれているのかもしれない。小さい頃からずっと。
だから、セナ王女に負けたりしない。私とヨルクさんの関係はセナ王女とカラルリさんの関係よりずっと長いんだから。
そして、私は個人日記にヨルクさんとのツーショットを載せ、カップル日記にはヨルクさんがサラダを食べている写真を載せた。
個人日記には
『今日、突然ヨルクさんから告白をされた。
私はそれを受け入れた。
ヨルクさんを大切にしたいし、ヨルクさんと一緒にいたい。ヨルクさんと一緒にいると、とても落ち着く。
これって恋なのかな?
でも、今の私はとても幸せなのである』
と書き、カップル日記には
『サラダを食べるヨルクさん』
と書いた。
「あ、ラルクとセレナールさんもカップル日記はじめたんだね」
「うん、セレナール先輩に勧められてダウンロードした」
「アルフォンス様、私とカップル日記してください」
「ごめん、それは出来ない」
その瞬間、ユメさんは大泣きをした。私とヨルクさんの交際よりユメさんとアルフォンス王子の交際の方が問題あるじゃん。
それに交際しているのにカップル日記1つしたくないだなんて、あんまりだと私は思ったのである。
……
あとがき。
走り書きではナミネとヨルクが交際した日は9月17日ですが、そこまで待っていると話が進まないので、早めちゃいました!
果たしてナミネはセナにラルクとは交際していないと話すのでしょうか?
カラルリは本当に一生セナにドキドキしているのかな?
私個人としてはナミネとヨルクをどこまでも応援したいです!
この話、まだ続けようと思いますが、長くなったので一旦切りました。
《ナミネ》
今日は、先日、妖精村学園の高等部に転校してきたカラン王子の食事会。カラン王子はセナ王女とアルフォンス王子の弟君に当たる。ただ、お母様は王妃なのである。
ヨルクさんは来るのだろうか。
一応、メールでは
『食事会には行く』
と一言来ていたけれども。
私の胸はソワソワしていた。
ラルクが死ぬほど好きなのに。後追い自殺までしたのに。ヨルクさんと一緒にいると幸せでドキドキして、まるで、1つの青春をしているようだった。
私はセナ王女のパーティーで着たのと同じドレスを着て、髪はセナ王女の別荘のパーティーとは違って、長い髪を下ろして巻いて、ハーフアップにし、かすみ草のバレッタで止めた。
準備が出来ると、私はナノハナ家運転手の車で、五つ星ホテルのレストランに向かった。
レストランに入ると、ヨルクさんとユメさんとカラン王子がいた。私は嬉しくてヨルクさんに駆け寄った。
「ヨルクさん、来てくれたんですね!」
「この前(助けてくれた)礼だ」
私はカラン王子を見た。
「はじめまして。ナノハナ家 4女のナミネと申します。セナ王女とアルフォンス王子とは仲良くさせてもらっています。カラン王子とも仲良くなりたいのでよろしくお願いします」
「はじめまして。カランです。姉と兄から聞いていましたが、可愛らしい方ですね。こちらこそ仲良くしていただけると嬉しいです。今日は僕の奢りですので好きなものをたくさん食べてください」
「ありがとうございます」
私はヨルクさんの隣に座った。
フォーマル姿のヨルクさんカッコよすぎる!私はヨルクさんを見つめた。するとヨルクさんと目が合って私は目を逸らした。
「ナミネにしては早いな」
「ラルク、セレナールさんのお迎え行ってたの?」
「ああ、クレナイ家の車でだけどな」
そして、セナ王女、カラルリさん、カナエさん、アルフォンス王子も揃った。
「ねえ、ラルク、何食べる?」
「ナミネ、バイキングも食べるんだろ。だったら軽いものにしとけよ」
「うーん、分かった」
私はメニューを見たけどよく分からなかったのである。するとヨルクさんが、自分はオムライスコースにするから、私はバイキングのみにするよう言って、私はそうすることにした。
「ヨルクさんは、こういうお店、よく来るんですか?」
「全く行かない」
「あ、今日は皆さん、おめかししてますね」
「私は王室でいた時と何ら変わらないけどね」
セナ王女の発言に私は苦笑した。
「カナエは未来の旦那様のために張り切りました!」
「カナエさん、今から結婚考えているのですか?」
「そういうわけではありませんが、もし、この先、カナエを愛してくれる人と出会えたらカナエは誠心誠意、その方に尽くしたいと思っています」
「カナエさんは変わりませんな」
カナエさんは、キクリ家のお嬢様として生まれたものの、小さい頃から使用人と同じように下働きをしていて、家事のエキスパートで、今はキクリ食堂の中級料理人の指導をしているのである。
「カナエと結婚する人は幸せだな」
「アルフォンス王子様こそ、素敵な方なのでカナエはユメさんが羨ましいです」
カナエさんて、多くの縁談も来てるし、家事は完璧に熟すし、可愛いし、女の子らしいけど、こういうところアザトイんだよなあ。アルフォンス王子もアルフォンス王子で、どうして、気持ちもないのにユメさんと交際したのだろう。
「あ、セナ王女とカラルリさんは交際したばかりでラブラブですか?」
「めちゃくちゃラブラブよ!カラルリったら、ずっと私にくっついてくるの」
「セナさんは初恋の人だし、正直セナさん以上の人はいないと思っている」
「いいなあ……私なんか好きな人には気づいてもらえないし、ドキドキする人には冷たくされるし、私も縁のある人と交際して、楽しい中学生活送りたいです」
私は思わず本音が出てしまった。カラルリさんの告白とセナ王女の返事は、もはや誰もが羨むカップルの誕生だったわけだし、私はただただ羨ましくてしかなかったのだ。
その時、フリードリンクにトロピカルウォーターが追加された。
「ねえ、ラルク、トロピカルウォーターが追加されたよ。行こうよ」
「そうだな。一応入れておくか」
私とラルクはフリードリンクのところへ向かった。その時、私はセレナールさんが不安げにしていることを全く知らなかったのである。
トロピカルウォーターを入れた私とラルクは席に戻った。
「はい、ヨルクさんの分です」
「欲しいと言った覚えはない」
「そうですか。では、私が2杯飲みます」
「いらないとも言ってない」
そう言うとヨルクさんはトロピカルウォーターを飲みはじめた。私は不安になっていた。今のヨルクさんが分からない。昨日、ナノハお姉様から、ヨルクさんは今も私に縁談を持って来ていると聞いたけれど、だったら、どうしてこんなに冷たいの?
遠い前世では、お嫁さんが何しようと全部許していたのに。ヨルクさんに冷たくされた私は椅子をラルクの方に近付けた。
その時、みんなが注文した料理が運ばれて来た。
「ラルク、バイキング行こうよ」
「そうだな。ナミネ、あんま入れすぎんなよ」
「じゃあ、ラルクが入れてよ」
「ナミネの分は私が入れる」
そう言うとヨルクさんは立ち上がった。
「あ、いえ、自分で入れるのでヨルクさんは座っててください」
私が言うもののヨルクさんはバイキングのほうへ向かってしまった。
「ラルク、セレナールさんとはどう?」
「順調だと思うけどな」
「そっか、良かったね」
「ナミネさあ、こういう場をもっと活用したらどうだ?」
「え、でも、ラルク、前に私の好きな人一緒に探してくれるって言ったよね?」
「無駄話はそこまでにして!戻るよ!」
ただ、ラルクと話していただけなのに、ヨルクさんは勝手に怒って席に戻って行った。私も渋々席に戻った。すると、椅子が元に戻してあったのである。支配人が戻したのだろうか。
ヨルクさんは私の好きなものを綺麗に盛り付けてあった。私は思わず写真に撮った。
「皆さんはSNSとかやってますか?私はネットを通さない個人日記をしています」
「カナエは何もしてません」
「私も特にしてないな」
カナエさんとアルフォンス王子は特に何もしてないようだった。
「私とカラルリはカップル日記はじめたの」
カップル日記とは、互いの電話番号を入れて、パートナーの日記と連携し、どちらも綴れるようになっていた。また、他のカップルの電話番号を入力したら、フレンドとなり、フレンドになったカップルは、他のカップル日記を閲覧することが可能なシステムアプリである。
「カップル日記かあ。時代ですな。私も彼氏がいたらやってみたいです!」
そして、私は立ち上がって、さっきラルクの言っていたことを実行に移した。近くのテーブルの同い年くらいの男の子に声をかけてみた。
「はじめまして!ナノハナ家 4女のナミネです。良かったら交際しませんか?」
その後も私が同年代の男の子に話しかけていると、ラルクとヨルクさんが連れ戻しに来た。
「ねえ、どういうこと?私の知らないところで浮気してたの?」
「違うよ!はじめて見る子だよ!」
「君、可愛いね。連作先教えてよ」
「彼女とは別れるつもりだったから、今からフリーだよ」
「あの、すみません、何でもありません」
そう言うとヨルクさんは私の手を引っ張り席に座らせた。
「ナミネさあ、なんでいきなり告白なんだよ」
「だって、ラルクがこういう場を活用しろって言ったんじゃん」
「そういう意味で言ったんじゃなくてさ。僕は友達を作れって意味で言ったんだよ」
「分かった。じゃあ、もう一度行ってくるよ」
その時、ヨルクさんが私の手を掴んだ。そして立ち上がった。
え、今度は何?私また怒られるの?
「ナミネ、私と結婚を前提に交際して欲しい」
け、結婚!?ヨルクさんが私と……?どうしていきなり?ヨルクさん、私に冷たいのに。
「ほう、ヨルクさんは私に興味をお持ちかな?」
私も立ち上がった。そして、ヨルクさんに手を掴まれたままヨルクさんと向き合った。
「正直、恋愛感情があるわけではないけれど、未来の結婚相手として結婚を前提に交際して欲しい。ナミネはこのままラルクと交際を続けても口を挟まないしナミネの気になる人に対しても口を挟まなければ、ナミネのプライベートにも口を挟まない。出来れば今すぐ返事が欲しい」
恋愛感情があるわけではないって何?恋愛感情のない私と結婚したいってどういうこと?正直、私には理解が追いつかなかった。でも、今すぐ返事をしなければ、このチャンスは逃してしまう。
私は一度ヨルクさんに掴まれた手を離し、ヨルクさんの両手を握り、真剣にヨルクさんを見た。
「ふむふむ、つまり、ゆくゆくは私とヨルクさんは、結婚をするというわけですかな?」
「そういうことになる」
多分、私の答えは決まっていた。最初から決まっていたんだと思う。ラルクを死ぬほど好きながら、ヨルクさんと交際だなんて狡いのは100も承知だけれど、私はヨルクさんをキープしたいわけでもなく、ただ彼氏が欲しいからでもなく、ヨルクさんと一緒にいたいのだ。
「分かりました。その話、お受けしますぞ!」
私はヨルクさんの両手を離した。すると、ヨルクさんは、支配人に預けていただろう菜の花とかすみ草の花束と小さい箱を私に渡した。
私は箱を開けた。すると、星型のサファイアのネックレスが入っていた。私が身につけようとすると、ヨルクさんが付けてくれた。
「あ、ありがとうございます」
「ねえ、おかしくない?ナミネってラルクと交際してるんでしょ?なのにヨルクとも交際するの?そんなの二股じゃない!祝福出来ないわ」
そっか。表向きにはラルクとは交際しているわけだから、いくらヨルクさんと交際しても、みんなからしてみたら二股になってしまうのか。そこまで考えてなかった。
「あの、セナ王女……」
ラルクが何か言おうとしたのを私は遮った。
「ドキドキするから……ヨルクさんといるとドキドキするからヨルクさんからの告白を受け入れたんです!皆さんもドキドキして、その人と一緒にいたいと思うから交際するんじゃないんですか?」
「ナミネ、ハッキリ言うけど、私はセナさんに一生ドキドキしてるけど、大抵のカップルは交際当初のドキドキ感なんて一定期間経てばなくなる。ナミネはイケメンなヨルクに一時的にドキドキしてるだけじゃないのか?そんな交際、私は続かないと思うけどね。ヨルクだって、いつかはナミネに飽きる」
せっかくヨルクさんと交際したのに誰も祝福してくれない。みんなの言い分は分からないでもないけど、私だって、必死にラルクとセレナールさんの幸せを応援してるつもり。それに、カラルリさんは一生セナ王女にドキドキしてるって言ってたけど、未来のことなんて、どうして今ハッキリと言えるの?
「カナエは、ヨルクがいいと言うのならナミネとヨルクの交際は悪いことではないと思います。ヨルクは昔からナミネのことを1番に可愛がっていましたし」
「あら、そうかしら。そのヨルクは、恋愛感情はないって言ってたわよ。恋愛感情がないのに交際だなんて、まるで女遊びね」
「ヨルクさんを悪くいうのはやめてください!結婚というのは、互いに愛情を分け合っていくんです。ヨルクさんは、何度も私に縁談を持って来てくれていました。小学生の頃からずっとです!姉のことがあってから、両親は縁談を私に伝えませんでしたが、今でもナノハナ家に来て、私に縁談を持ってくる時点でヨルクさんは私と交際したいんです!それに、私、ヨルクさんから『好き』って言ってもらいました!」
ヨルクさんを悪く言われ、私はムキになった。ヨルクさんは確かに小学生の頃、私が
『ヨルクさんは私のこと好きですか?』
と聞くと、ヨルクさんは
『うん、好き!凄く好き!ナミネと結婚したい!』
って言っていた。
それに、好きじゃないなら、今も私に縁談なんか持ってこない。
「じゃあ、ナミネの二股が問題ね。2人の男と交際だなんて、おふざけもいいとこね」
やっぱり、セナ王女はどこまでも攻撃してくる。どうして?カラルリさんと幸せじゃないの?
「あの、やめてもらえませんか?私は軽い気持ちでナミネに告白したのではありません。皆さんがどう解釈されようと、ナミネと交際したいから告白したんです。ナミネは二股出来るような子ではありません」
ヨルクさん……。私、きっとヨルクさんのこと好きになるよ。ラルクのことどうしてこんなに好きでたまらないのか分からない。ヨルクさんといると、安心したりドキドキするのも分からない。でも、私はヨルクさんと幸せになる。
「カラルリ、カップル日記ダウンロード出来た?」
「出来たよ、セナさん」
「ナミネは個人日記してるの?」
「はい、写真と共に日記をつけています」
私はヨルクさんに、個人日記を見せた。
「そっか、じゃあ私もする」
ヨルクさんは個人日記をダウンロードした。
「ナミネ、カップル日記もしよう」
「カップル日記ですか?でも、ヨルクさんは個人日記もするんですよね?2つも大変じゃないですか?」
「個人日記はナミネがしてるから。カップル日記はどちらが綴ってもいいなら私が書くし、ナミネは無理して書かなくていいよ」
ここへ来た時は冷たかったヨルクさんが、今は温かい。いったいどうしてなのだろう。私はヨルクさんを小さい頃から知っている。でも、全てを知らない。また冷たくなったりするのかな。それでも、私はヨルクさんと交際していたい。
「分かりました。カップル日記します!」
私とヨルクさんはカップル日記をダウンロードし、互いの電話番号を入れて連携をした。すると、セナ王女とカラルリさん、セレナールさんとラルクからフレンド申請があった。私は全てを許可した。
ヨルクさんは私とのツーショットを撮るとカップル日記に投稿した。
『2019年7月17日。
ナミネと交際をはじめた。
はじめての記念写真。
ナミネ、告白受け入れてくれてありがとう』
クールで人を寄せ付けないヨルクさんがカップル日記だなんて、私はとても驚いていた。けれど、それだけ私を大切にしてくれているのかもしれない。小さい頃からずっと。
だから、セナ王女に負けたりしない。私とヨルクさんの関係はセナ王女とカラルリさんの関係よりずっと長いんだから。
そして、私は個人日記にヨルクさんとのツーショットを載せ、カップル日記にはヨルクさんがサラダを食べている写真を載せた。
個人日記には
『今日、突然ヨルクさんから告白をされた。
私はそれを受け入れた。
ヨルクさんを大切にしたいし、ヨルクさんと一緒にいたい。ヨルクさんと一緒にいると、とても落ち着く。
これって恋なのかな?
でも、今の私はとても幸せなのである』
と書き、カップル日記には
『サラダを食べるヨルクさん』
と書いた。
「あ、ラルクとセレナールさんもカップル日記はじめたんだね」
「うん、セレナール先輩に勧められてダウンロードした」
「アルフォンス様、私とカップル日記してください」
「ごめん、それは出来ない」
その瞬間、ユメさんは大泣きをした。私とヨルクさんの交際よりユメさんとアルフォンス王子の交際の方が問題あるじゃん。
それに交際しているのにカップル日記1つしたくないだなんて、あんまりだと私は思ったのである。
……
あとがき。
走り書きではナミネとヨルクが交際した日は9月17日ですが、そこまで待っていると話が進まないので、早めちゃいました!
果たしてナミネはセナにラルクとは交際していないと話すのでしょうか?
カラルリは本当に一生セナにドキドキしているのかな?
私個人としてはナミネとヨルクをどこまでも応援したいです!
この話、まだ続けようと思いますが、長くなったので一旦切りました。
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